Oliver
今日、大千秋楽ということで、ナンシーについて!!
私はとにかく本当にめぐさんナンシーが大好きで大好きで! めぐさんナンシーの二幕のソロAs long as he needs meの包み込まれるような歌声とビルへの愛情に本当に浄化された。し、ビルのソロMy name の最後、ナンシーが呼ぶ「ビル・サイクス」の呼び方が本当に大好きだし、大好きな場面は尽きないので、考察に入ります

?最後、ビルが「ナンシー、お前の目」というシーンがありますが、皆さんナンシーがどんな目だったのかなあって思ってることあったら、いろんな解釈お話できたらうれしいです!(私の個人的解釈はこの投稿の終わりで)あとナンシーについても色々ともしあったらお話させて下さい!

ナンシーにフューチャーすると…(以下完全に自分の勝手な考察)
☆一回目観劇(spiさんビル)から、とりあえずめぐさんナンシーに感情移入してしまっていたのだが、興奮を収めて冷静に考え始めると疑問が多く…。
①なぜナンシーが自らの危険を冒してまで一人の少年オリバーを助けようとしたのか。
②今までも同じように連れられてきた子は沢山いるはずなのにオリバーの何がナンシーにとって必要だったのか。
③あとビルとの恋愛についても、ナンシーに説得させられたものの、「ビルがナンシーを必要としているからナンシーはビルを裏切らない」というどうしてその理由だけで?という一見歪な愛に見えたが、めぐさんナンシーのおかげでとりあえずお互いにとって大切な存在であることは納得。
☆本を読んで二回目観劇
恐い雰囲気だが奥の悲しみや孤独さとがった形で表にでているような繊細な原さんビル。ビルと唯一の孤独を共有してるがゆえの彼のことは絶対裏切らないナンシー。そして、唯一ビルの名前を呼ぶことが出来る(=真正面から向き合える唯一の相手)。
フェイギンたちの仲間に幼いころに入ったナンシー。当時の状況は想像でしかないが、とりあえずナンシーとビルとの深い関係性を感じた。ぼんやりだけど、ナンシーはオリバーに出会って考える機会を得たことで、オリバーを救うことが自分にもビルにも最善だと思ったのかなあ、なんて思いつつ…

☆そして、私が自分的に、「はああああ!!」ってなった解釈に至ったのは、外国、つまり英語詞をみたとき!日本語だからこその良さもあるのだけれど、どうしても日本語って字数が少ないから、英語の方が言葉が多くて「なるほど!」ってなることが多かった。
→Oliver lyricsででてくる
As long as he needs me は読んだだけで「はああ」ってなるところあると思うので観劇された方おすすめです。(リプライズと比べてみるとなお面白いです)
特にリプライズを読んで私はすごいナンシーのいう「彼に必要とされる限り」についてなんかわかった気がした。
③まずビルとの関係について
単にナンシーは「彼に必要とされる限り」という消極的な感じではなく、かといって、昔は笑いあっていたり仲良かったのかなという感じもまた違う気がする。ナンシーにとって彼女が孤独であるとき、ビルはビルだけは自分をいう存在を求めて必要としてくれていた。そのことが存在価値になってナンシーを強く支えたのだと思う。だからみちづれ。私の想像よりはるかに深く確かなもので二人は結ばれてたのかなあって。一見誰もがみても恐いビルだけど、ナンシーには彼の奥にある寂しさがみえ、自分を必要としてくれていることがわかる。ビルがただ一人自分を代替不可能な存在にしてくれるから。そしてビルもそう思ってる。自分のことを唯一理解してくれていて何があっても裏切らない信頼があってそれが彼を闇から救ってる。だからこそ、「彼は私のもので私は彼のもの」
(一回目のAs long as he needs me の
「If you are lonely, then you will know. When someone needs you, you love them so」
、リプライズの「That someone else needs me?」「But something just as strong says someone else needs me」からもそうかなあと。)  

↓以下インスタのせれなかったとこ
①&②
どうしてオリバーを助けるのに命をかけたか、そしてそれがなぜオリバーだったのか。
私は、オリバーがナンシーを必要としていたからだと思う。自分がビルに必要とされたことで生きてこれたように、自分を必要としてくれるオリバーを見放すことができなかったのだと思う。自分を必要とされることがどんなに生きる力に繋がるかわかっていたからこそ、ナンシーはオリバーに踏み込んで救いたいと思ったのかなあと思った。
(リプライズの「A child with no one to take part. I’ll take his part, Bill. But cross my heart」)
一回目に歌うときはそのあとにオリバーを連れ戻す。オリバーを連れ戻したくないと思いつつも、歌のとおり、正しくても間違いでも彼に必要とされる限り彼を裏切らずにいることが大切というナンシーの決意な感じ。でもオリバーをみた時にやはりこの純真な子をフェイギンたちの悪に染められてしまう前に逃がしたいという葛藤から言い合いがおきる。そんな身を挺して自分を守ってくれたナンシーを、オリバーは必要としたのだと思う。そして、その目がナンシーを、自分自身をみつめる契機となり、ビルにのみ向けられていたものが、オリバーにも広がったのかなあって。オリバーの他に誰もいない頼る目にナンシーがビルを必要とする自分の目、ビルがナンシーを必要とする目が重なったからこそ、take his part なのだと思う。

さあそして初めに書いためぐさんナンシーの「目」について
ビルは、ナンシーがオリバーを連れ出したとき裏切られたショックと同時に自分がもうナンシーに必要とされていないと思ったのではないか。だとしたらナンシーの「目」はビルを必要とする目だったのかもしれない。ビルは最後ナンシーが自分を必要とし続けていたことを突きつけられ、でもだからこそ死後の世界へすんなり逝く気にもなったのかもしれない。自分を必要としてくれるところへ。

これ自分ようには結構前にまとめてて、今日SNSように書いたけど,,,やはり時がたつと忘れる笑 だいぶ鈍ってた笑 っというか頭が愛するとき死するときでいっぱいで。
とはいえ、とりあえずめぐさんナンシーほんとうに、ほんっとうにだーいすき!!!!