こんばんは
2021.04 入籍&引っ越し
2021.12 不妊治療専門クリニックへ
2022.01 人工授精開始~
2022.07 保険適用で体外受精開始~
2022.09 ホルモン補充周期で移植→陰性
2022.11 Th1/Th2検査で22.1
ホルモン補充周期で移植→陽性
2022.12 7w6dで稽留流産
2023.01 絨毛検査異常なし
2023.02 不育症検査異常なし
2023.03 移植→化学流産
2023.06~10
自費で採卵&PGT-Aを3回
正常胚2個、モザイク胚2個
2023.12 5AB正常胚を移植
こんばんは。今日は判定日でした
結論から言うと陰性でした。着床すらしていませんでした
もうどうしていいかわかりません
朝は少しゆっくり起きてクリニックへ
今日は代診の先生です
妊娠判定は血液検査のため、処置室で採血を行い、30分ぐらい待合室で待ちました
4階のクリニックまで階段で歩いて行ったからか、緊張からか、とにかくずっと動悸が激しくて心拍数が一分間に120ぐらいありました
落ち着け落ち着けと思って、深呼吸を何度もしても心臓がドキドキ言って耳にまで響くんです
待ち時間に読むように本を持ってきたのですが、全く頭に入らず音楽を聞こうと思ってイヤホンをつけて、落ち着けるようなクラシックを聞きました
目を閉じて深呼吸して、音楽を聴きながら、ゆったりした風景を想像したり、自分の呼吸に意識を集中させたりしても全然動悸がおさまりません
呼吸も、ゆっくりと深呼吸してるのにもはや苦しいぐらいでした
結局動悸がおさまらないまま、診察室へ
2年通ってて1、2回くらいしか会ったことのない代診の先生でした
「こんにちは。妊娠の値を示すホルモンの数値 HCG ですが……0でした。」
「……そうですか……」
先生がhcgの説明をしだした段階で結果を察知
陽性なら開口一番に陽性ですって言うもんね
とはいえ0は想定していなかった……
「次に移植する胚ですが、4 AC と3 AB がありますね。C がついているので一般的には3 AB の方がいいんですが、こちらはモザイク胚になるので、4 AC の方がいいのかなと思っています。詳細は主治医と相談していただくことになるかと思います。」
「次はいつ来たらいいんですか?」
「ホルモン剤を使ってるので、一周期お休みになります。2回目の生理の時に来てください」
「そのお休みの間に何かできる検査はありますか」
「そうですね~、エマアリス検査はやってないですよね?ただ、エマ検査は子宮フローラ検査をやっているのであればやらなくてもいいと思います。後は着床の窓と言われるエラ検査をやる必要があるのかどうかを相談してもらえればと思います。主治医は水曜と土曜にいるので、生理に関わらず来て相談してみてください。もしかしたらお休みの間にはできないかもしれませんが」
「分かりました」
先生は終始気遣うような雰囲気を出してくれましたが、簡単に書き起こすとこんな感じ
なんかもうちょっとさー、寄り添ってくれてもいいじゃんね?
そりゃ正常胚移植であっても着床100%とは言えないのはわかってるけどさー、
もうちょっと患者の気持ちにフォローするとか、受け止める時間が欲しいというか……
そんなすぐに次の移植の話をされても気持ちの切り替えなんてすぐにはできませんよって思います
あとからふつふつと、今思えばもうちょっと寄り添ってもらいたかったなって思いましたね
まぁあくまで代診の先生だし、医者がそんなことしてたら後ろが詰まるのはわかるんですけど
看護師さんも後ろの方でバタバタしていて、なんかこう、背中とかさすってくれると助かったなーなんてわがまま思っちゃったり
先生と話してるときはそんなこと考える余裕なかったんですけどね
泣くまい泣くまいと思っていましたが、先生とのお話し中に涙を抑えることはできませんでした
とにかく何か話さなきゃと思ってひとつひとつ確認しつつ、いっぱい話しましたが、声はもう震えて聞き苦しかったと思います
何か聞きたいことはありますか?とか聞いてくれたけど、この先生に聞くことはないなーと思っちゃってそのまま終了
次は漢方外来の受診です。
同じ待合室で肩を震わせながらハンカチを目元に当ててるのを見るともう明らかになんかあったんだなあ、みたいな感じですよね
あんまり悲しいオーラみたいなの待合室では出したくなかったんですけど、もう感情がねついていきませんでしたよ。
感情を抑えられねーんだわ
声を出して泣かないだけ偉いと思ってくれ
待合室で何が駄目だったんだろうって考えても思い浮かぶことなんかないんですよね。
グレードは5 AB で、かつ正常胚で、タクロリウムスも飲んでて、子宮内フローラも健全
運動もたくさんして、睡眠もいっぱい取って、食生活もかなり気を使いました
漢方と生活習慣改善のおかげで血行やむくみも前よりよくなってる
もうこれ以上何を頑張ればいいのか分かりません
年末年始のお休み中、これでダメだったら私はもう妊娠なんてできないかもしれないと思っていたので、お先真っ暗、目の前が真っ暗
なにが足りないのか教えてくれ
年齢か?老化か?
まだ33歳だけど?不妊治療界隈ではまだがんばれるよね?
5分ぐらいして漢方外来の方で呼ばれました
ドアを開けると、もう先生が心配になるくらい、こちらを伺うような表情をしていました
当然カルテは共有されてるので、陰性だったという結果も知っています
(あー、先生に気使われる)と思うと涙が出てきて、でも涙を出すのも恥ずかしくて泣き笑いみたいな、泣いてるのに無理やり笑うみたいな感じで挨拶しました
椅子に座ると感情がわっとあふれてきて、
「もうだめかもしれないです~~」
「うんうん、そうだよね、よしのさんね、すごくいっぱい頑張ってくれたのにね。結果が実らなくて辛いよね」
先生が共感してくれただけで、すーっと気持ちが落ち着いて、涙も止まりました
やっぱ、共感してくれる人がいるっていいですよね
「先生は何か言ってた?」
「いえ…とくには…。正常胚だって必ず着床するわけじゃないのはわかってるので…」
「そっか。でも期待しちゃうよね」
「そうですね…」
それから、最近の体調の話へ
「移植をして一週間後くらいから下痢がひどかったです。それから吐き気もありました」
「下痢と吐き気ですか?タクロリムスを飲んでる人にはたまにそういう症状が出るみたいですね
下痢って言うのはどういう…」
「かなり水っぽい感じです」
「そうなるとタクロリムスの影響か黄体ホルモンの影響か、あとは単純に食あたりっていうのも考えられます。食あたりは吐き気も起こりますので。風邪ひいたりは…?」
「風邪は引いてないんですけど、下痢が始まった日の夕食は生ものを食べてしまったんですね。だからそれかな?と思ったんですけど、一週間も続くので…」
「食中食あたりは一週間ぐらいは続くので可能性はなくはないですね。あとは、話を聞いてると黄体ホルモンの影響が強く出やすいのかもしれませんね…。舌を見せてもらっていいですか?」
マスクをとって、べーっと舌を見せます(恥ずかしい)
「むくみはなくなったような気がします。顔がシュッとしたような気がするんです」
「うんうん、そうだね。あの失礼でごめんなさいなんだけど、前は顔にくすみがあったんですね。でも今はすごい肌の透明感が増しているから、漢方は合ってるみたいなんですよね…。次の周期はお休みですよね?その次の周期は…?」
「まだわかりません。一応正常胚は残っていますけど、遺伝専門医からはギリギリ正常胚と言われているだけですし…。まぁ、何もしないことはないと思いますし、移植することになると思います」
「身体的にはそれでいいかもしれないけど、わたしはよしのさんの心の方が心配だよ」
「心…、そうですね。でも、何かしている方が楽なので…」
「身体もそうだけど、心の方はもっと傷を負ってるから、無理は禁物だよ」
先生はそれから私の今後の予定と、カルテと、漢方の副作用なんかを見比べてぶつぶつ考えてくれました
「とりあえず、一部の漢方を前のに戻します。移植周期で飲んでもらってたのは、薬を体にとどめておくような漢方を飲んでもらっていたんだけど、今回は生理があるから、前と同じで全部流すような漢方に戻しますね。届き次第、新しい方の漢方を飲んで下さい」
「はい、ありがとうございます」
自分のために親身になってくれるって、嬉しいですよね
それだけですごく力になります
それを妊娠につなげられれば、もっとよかったのになぁ
「それからね、今ね、唇がすごく紫なの。唇が紫っていうのはすごいストレスがかかってるっていうことなのね。だから、今日は、しばらくはゆっくり休んで、気持ちを落ち着けてね」
「仕事を休んでもいいってことですかね?」←誰かに背中を押してもらわないと休めない社畜
「人によるんですよね。仕事をしてた方が気が紛れるって人もいるし、もうゆっくりして誰にも会いたくないっていう人もいると思うから。あとは、仕事をして体を疲れさせて、そのまま寝るっていう人もいるよ。わたしも経験あるけど、自分の気持ちとよく向き合ってみて」
「そうですね~、なんか朝から動悸がすごくて、今もなんですよ…」
「そうだよね、すごいストレスがかかってるんだよ」
「ありがとうございます。ちょっとあの仕事を休む方向で考えてゆっくりしようと思います」
漢方の受診はこれでおしまい
その後、待合室で会計待ちをしていると、受付の人に呼ばれました
「先生とお話されたと思うんですけど、ERA検査の説明って受けたことありますか?」
「いえ、ネットで調べただけです」
「そうしたら、ERA検査も含めて、よしのさんが受けてない検査で先生が勧めそうな検査をピックアップしてメールで資料を送るので読んでおいてください。その方が、先生とのお話もスムーズにいくと思いますから」
「あ、はい。分かりました。ありがとうございます」
「あとそれから、今日のお会計は結構ですから、このままお帰り下さい」
「??はい、わかりました。ありがとうございます」
そんなこんなで、なぜか支払いはなく本日の受診は終了です
長くなったので、夫の反応や午後のことはまた明日書きます
今の気持ちとしては、判定日から一晩明けて、少し気持ちが落ち着いています
元気満タン!って感じではないですけどね
何をどうがんばったらいいのかわからないままだけど、気持ちに関係なく時間は過ぎていくので、仕方ないです