本当に忙しくて勉強する時間がないのか? | かとう、なう。

本当に忙しくて勉強する時間がないのか?



忙しくて勉強する時間がない」といったことを新卒を始めとした入社歴がまだ浅い社員から時折耳にします。

本当に忙しくて勉強する時間がないのでしょうか。

そもそも、入社当時は知識もなく、学ぶことが多いと思います。
一方、真面目で優秀な社員ほど、仕事をどんどん取ってきて対応します。
そうなると、今度は業務量が多くなり、なかなか主体的にプロダクトや知識をつける時間がなく、気づいたら周りと比較して成果が出ていない・・といったケースを目にします。

これに対する解決策は「勉強する時間を決めちゃう」ことだと思っています。
出社前の朝を活用するのでもよし、上長に共有の上で、本業務やクライアントワークの終了する夜の時間に30分サイボウズを抑えてメール対応や資料作成する手をやめて、勉強しかしない時間を設けるのもよし、です。

ToDoにおいては、名著「TQ」でもあるように「時間よりも物事を管理する」ことが鉄則ですが、「勉強」のように、別にやらなくても極論仕事は回ってしまうような「重要だけど、緊急でない」タスクにおいては無理矢理にでも「時間を確保する」ことは非常に重要だと思っています。

僕自身も経験がなかった特に1年目の頃は「情報の質・スピード」こそが差別化ポイントになると思っていたので、毎朝始業前は「情報収集」しかしないと決めてメールチェックよりも、まず情報収集し、会社のグループによく情報共有しておりました。

今は、特別時間を取らなくとも、電車などの「移動時間」や、ランチやトイレなどの「隙間時間」で情報収集をするだけでなく、Evernoteでメモした事項を復習したりと、時間を決めずともできるようになりましたが、慣れないうちは時間を決めてアクションするといったことを推奨します。