今回は、私がタロット占いをするうえで大切にしていることについて書いてみたいと思います。
これまでの記事では、私が占いを始めたきっかけや、どんな占いをしているのかについて紹介してきました。
今回は少し踏み込んで、
「私はどんな考え方でタロット占いをしているのか」
という部分について書いてみます。
タロットが教えてくれるのは「可能性」
私がタロット占いで大切にしていること。
それは、
タロットカードが示してくれるものは、あくまで「可能性」である
ということです。
カードを引くと、さまざまなメッセージが出てきます。
「このままいけば、こういう流れになりそう」
「今はこういうことに注意したほうがいい」
「こう行動することで、状況が変わる可能性がある」
など。
しかし、そこで示された未来が必ずその通りになるとは、私は考えていません。
なぜなら、未来は今この瞬間からの行動によって変わっていくものだからです。
そして、その未来を作っていく主役はタロットカードではありません。
相談者自身です。
良い結果が出たからといって、何もしなくていいわけではない
例えば恋愛相談で、
「この恋愛はうまくいく可能性があります」
という、とても良いカードが出たとします。
相談者にとっては嬉しい結果ですよね。
「よかった!」
と安心すると思います。
でも、そこで、
「じゃあ何もしなくても大丈夫だ」
と考えてしまったらどうでしょうか。
相手との関係を大切にすることをやめてしまったり、自分磨きをしなくなったり、相手への思いやりを忘れてしまったり。
そうなれば、せっかく良い可能性が示されていても、未来が変わってしまうことは十分にあり得ます。
タロットが、
「絶対にうまくいく」
と保証してくれたわけではないからです。
カードが示しているのは、あくまで現時点から見た可能性。
そこからどう行動するかは、相談者自身に委ねられています。
悪い結果が出たからといって、未来が決まったわけではない
逆も同じです。
もしタロットで、あまり良くないカードが出たとします。
「このままだと厳しいかもしれない」
「今のままでは問題が起こる可能性がある」
そんな結果だったとしましょう。
そこで、
「もうダメなんだ」
「何をしても無駄なんだ」
と諦めてしまえば、本当に望んでいた未来から遠ざかってしまうかもしれません。
しかし、
「では、どうすれば状況を変えられるだろう?」
と考えることはできます。
自分の行動を見直す。
相手との接し方を変える。
今まで避けていたことに向き合う。
必要であれば、誰かに相談する。
そうした努力によって、未来が変わる可能性はあります。
だから私は、
悪いカード=悪い未来が確定した
とは考えていません。
むしろ、悪いカードが出たときこそ、
「今のままだと、こうなる可能性がありますよ」
という注意喚起として受け止めることが大切なのではないかと思っています。
タロットは「未来を決めるもの」ではない
タロット占いを勉強していると、カードの結果がとても印象的に感じられることがあります。
特に、自分が悩んでいることに対して強いカードが出ると、
「カードがそう言っているなら、そうしなければいけない」
と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、私はそこには注意が必要だと思っています。
タロットカードは、相談者の人生を決めるものではありません。
カードが、
「こうしなさい」
「こうしなければいけない」
と命令するわけでもありません。
カードから読み取ったものを一つの材料として、
「自分はどうしたいのか?」
「これからどう行動するのか?」
を考えていく。
そのためにタロットを使うのだと私は考えています。
人生の主役はタロットカードではなく、相談者自身
これは、私が占い師として活動するうえで、特に大切にしたい考え方です。
人生の主役はタロットカードではありません。
そして、占い師でもありません。
相談者自身です。
占い師が相談者の人生を決めることもできません。
「カードがこう出たから、あなたはこうするべきです」
と押しつけるのではなく、
「カードからはこういう可能性が見えます。あなたはどうしたいですか?」
と、相談者自身が考えるための材料を渡せる占い師になりたいと思っています。
これは当たり前のことに聞こえるかもしれません。
でも、占いの結果をとても真剣に受け止めるあまり、結果に振り回されてしまう人もいると思います。
だからこそ、私は鑑定の中でも、このことはできるだけ伝えていきたいと思っています。
「占いに依存しない」ことも大切
占いは、とても便利なツールだと思います。
悩んでいるとき、自分では気づかなかった視点を与えてくれることがあります。
背中を押してくれることもあります。
逆に、
「少し立ち止まったほうがいい」
と教えてくれることもあります。
ただ、何かを決めるたびに占いをしなければ不安になってしまったり、カードの結果が悪いから何もできなくなってしまったりすると、少し違う方向に進んでしまうのではないかと思います。
占いは人生を代わりに歩いてくれるものではありません。
最後に歩くのは、自分自身です。
だからこそ私は、
「占いを使って、自分で人生を選べるようになる」
ことが理想だと思っています。
私は「何でも占える占い師」を目指しています
では、実際にどんな相談が得意なのか。
正直に言うと、今の私には、
「恋愛が一番得意です」
「仕事の相談なら誰にも負けません」
と言えるような、明確な得意分野はまだありません。
まだまだ経験を積んでいる途中だからです。
恋愛、仕事、人間関係、将来のことなど、さまざまな相談に触れることで、自分自身の鑑定力も磨いていきたいと思っています。
そのため、今の目標は、
「特定のジャンルだけではなく、さまざまな相談に対応できる占い師になること」
です。
もちろん、何でも簡単に占えるようになるわけではありません。
それぞれの悩みには、それぞれ違った背景があります。
恋愛には恋愛の難しさがありますし、仕事には仕事ならではの悩みがあります。
人間関係も、一人ひとり置かれている環境が違います。
だからこそ、いろいろな相談に触れることで、
「この相談には、どんな角度からカードを読めばいいのか?」
を考える経験を増やしていきたいと思っています。
たくさん悩みながら、成長していきたい
今の私は、まだ見習い占い師です。
鑑定をしていて、
「このカードをどうつなげればいいんだろう?」
と悩むこともあります。
一度出した答えを振り返って、
「別の読み方もできたかもしれない」
と思うこともあります。
でも、それでいいのだと思っています。
一つ一つの鑑定で悩み、考え、振り返る。
その積み重ねが、いつか自分の力になっていくはずです。
そして、いろいろな相談に対応できる経験を積みながら、
「この人に相談してよかった」
と思ってもらえるような占い師を目指していきたいと思います。
最後に
タロットは、未来を決めるものではありません。
良い結果が出ても、それに甘んじれば未来は変わるかもしれません。
反対に、悪い結果が出ても、自分の行動や考え方を変えることで、望む未来に近づいていく可能性があります。
だから私は、
「カードがどう言っているか」だけではなく、「自分はどうしたいのか」
を大切にしてほしいと思っています。
カードを引く。
結果を見る。
そして、自分自身と向き合う。
その先にある選択をするのは、相談者自身です。
タロットカードは、そのための道しるべの一つ。
私はそんなふうにタロットと向き合いながら、相談者の人生に寄り添える占い師になっていきたいと思っています。
まだまだ勉強中ではありますが、これからさまざまな相談に向き合い、経験を積み重ねていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
