三回忌法要を終えた
義実家への思いも整理できた気がする
あの日からずっと私の下に重ねてつけてる夫の結婚指輪
じーっっと見られたこともあるし、まだつけてるんだねなんて言われたこともある
でもずっとこのままって思ってたけど、何か別の形にしようかなと思えたりしてきた
少しずつ自分の気持ちが変わっていってることを感じた
祥月命日でもある法要の日の朝、夫の最期の場所に夫の好きな食べ物と飲み物とお線香を供えた
昨年の祥月命日以来だった
法要を終え刻々と迫るあの時間…会社からの連絡に返信なく私が夫を見つけるまでの間だろうと思う、あの時間……
法要後から雨が降り出して軒下とはいえ雨があたるので、
私が見つけた時間には、、最後の場所の裏に当たる家の中に供えた
あの日も夜雨になった
昨年の祥月命日も雨になった
夫の姿を思い出す
当初から詳しいことを聞きたがらなかった次男だけど、夫はマスクをつけたままだったことを話した
コロナ禍だったしね、仕事の服装のままだったから急いてたのかなぁなんて話をした
当初から長男とは話してたけど、次男はとにかく聞きたがらなくて嫌がってたけど、そんな話ができるようになったのも時の流れを感じた
悲しい悔しいどうしてこんなことになったのか
夫がどうしてこうならなければならなかったのか
やっぱりそんな思いが溢れてきたけど、もうどうもできない
ただ今もこれからも夫が安らであることを願うだけ
死後の世界って本当にあるのか
私の今のこの思いはどこにいくのか
なんてことを思ったりして、怖くなってやめようって深呼吸した
夫と会える日は本当にくるのだろうか…
その日を信じて誠実に生きていこう
そんなことを思った三回忌の祥月命日の一日だった