例えば20代後半で恋愛がおしまいになるとき、ぞわぞわと不安になってすごくつらかったのを覚えている。それより若いときも、終わりのときはつらかった。

結婚が終わるのはもっとつらいかと思っていたけど、あの頃とつらさの種類が違うし、底の部分で前向きな自分がいる。

ふと、何が違うのかなと考えてみたら、子どもたちがいることが違うのだと気づいた。

子どもがいることで生活費はたくさん必要になるし、学校のことや、お友達などご近所への対応もあったりして、めんどうなことは多い。でも、子どもたちがいることの喜びや楽しさは何ものにも代えがたい。

これが例えば、まだハイハイもできない赤ちゃんだったら、きっと私はその子を抱きしめて途方に暮れて泣くんだと思う。

でも私の子どもたちはもうみんな自分の意思を持って、ひとりでも歩いていける。私が子どもたちを抱っこして歩かなくても、彼らが私を引っ張って歩いてくれたり、荷物を持ってくれることもある。

彼らは私の付属品ではないし、重荷でもない。
強いて言うなら、仲間みたいな感じ。