その昔、…宝くじが1等前後賞合わせて8千万円だった頃に、宝くじを買ったら彼女が私に尋ねた。
「ねぇ、当たったらワタシにいくらくれる?」
私はこう答えた。
「8千万円当たったら7千万円あげるよ」
「ワー!ホントにっ!?
目をキラキラキラキラさせながら彼女は自分の母親にいくらあげよう、父親にはいくら、兄や姉にはいくらずつ渡そう…と、他愛もない空想を繰り広げ楽しんでいた。

そして、
「ホントにいいの?
貴方は1千万だけでワタシが残り7千万貰っても!?
と、彼女が嬉しそうだったので、
「全然いいよ!
俺は1千万もあれば充分だから」
「やったーニコニコビックリマーク
 ハハッキラキラ

当たってもいないくじ券を眺めて喜ぶ彼女…。

「じゃあさ!
1等の5千万当たったら?」
「そしたら4千万あげるよ」
「わーい!
じゃあ100万円当たったら?」
「ビタ一文あげない」
ショック!え~~っ
なんで!?
「だって借金あるし、全~部使い道が決まっちゃってるから、1円もあげない」

「…ケチ!」

「え~~~っショック!!?
なんでぇ?
8千万当たったら7千万あげるって言ってるのにぃ?」
「だって、100万だったら1円もくれないんでしょ!」
「そーだけど…」

私は納得がいかなかった。
私はケチなんだろーかシラー汗


そんなやり取りも今は昔…
1等前後賞合わせて3億円という時代に、未だ我が家には借金しか残っていない。

そして、宝くじを買うというバクチより、こんな私と夫婦になるという大バクチに出た彼女は…
1円も得はしていないけど、子宝には二人も恵まれたとさ。

メデタシ!

m(__)m