今日のお昼はとある友人宅に招かれご馳走になった。


そこの旦那は60近い歳で大学で音楽を教えており、それだけではなく自宅のスタジオにてアーティストの編曲や

映画などの音楽の編集などにも携わっている人物である。



その彼と彼の奥さんと日本との文化の違いなどの話からアメリカ国内でも差があると言う話になり

非常に興味深いものであった。



以前も書いたかも知れないがカリフォルニアと言うひとつの州でも日本よりも広い。

なので当たり前と言えば当たり前なのだが地域の文化の差は大きい。

日本でも地方に差があるぐらいなのだし。



彼曰く「南部はここ(カリフォルニア)よりも50年は遅れている」とのこと。

彼はアフリカ出身の女性と結婚している(彼は白人男性)のだが南部に行ったのなら

確実に差別を受けると言っていた。

勿論私のような日本人も受けるだろうとのことである。



カリフォルニアは移民も多くそういった人種の差別はあまり無い(実際に私が感じた差別は今のところない)。


ほかの友人も行っていたのだが「近所に黒人が引っ越してきた!」と驚く地域もあるらしい。


日本は島国なので当たり前のように外国人には過敏に反応するが少なくとも差別はないと思う。

というか、そう願うと言うところもあるのだが。



私の友人にはアフリカ系アメリカ人やヨーロッパ、メキシコやフィリピン、アジア系であったりと

人種はさまざまである。

そのなかで人種差別は勿論無いのだが、こういった差別の話を聞くと日本の柔軟さを感じる。


アメリカは先進国、と日本人の多くは感じるだろうが問題が山積みなのも事実。

ネットだけでは知りえない情報がまだ数多くあり、いい国だとは思うが大きい国なので

一概「良い」に言えないだろう。


南部に住んだことが無いので聞いた話を鵜呑みにすることは出来ないがまだそういった差別があることは

非常に残念に思うのだ。


彼が行った50年も遅れているかはわからないがいずれ差別がなくなることを切に願うばかりである。

その象徴である白人ではない大統領も誕生したのだから。