昨日はサッカーの試合があった。


相手は強豪で全米で2位だった(おそらく昨年度だろう)らしい。


前半2分、始まってまもなくうちが先制点を決めた。

驚きである。


その後前半20分までに3点連続で取られPKで1点返すも前半は結果3-2で1点のビハインドでの折り返し。


前評判から考えると先制点もいれて1点差というのは非常によいできであった。

事実前半はボールも支配していたし惜しいシュートもいくつかあった。


後半も早々に1点返して同点にしたまではよかったがそこで力尽きた。

試合結果は8-3で終わってみれば相手の圧勝であった。



ともあれ満身創痍のチームでよく頑張ったと思う。


圧倒的な実力差があるのにもかかわらず先制点もいれ、合計3点というのはすばらしいでき。

体格差(やはり背が高い)や技術差を考えても無得点で終わっても仕方ない相手である。

かなり健闘したといってよいだろう。


そして個人的にこれはやはり精神的なものが大きいと考えている。


もともと勝てないと思われているかなり格上の相手なので変に勝とうという気負いがなく

逆に相手の実力が自分たちの集中力をあげ、先制点を入れたことでさらに波に乗ったのだろう。

こういうかんじの心理状態がうまく働いたのだと考えているが後半はまた変わってしまったのだ。


1点差で折り返し同点にしたところで逆に今度は「もしかしたら」と言うのが気負いになってしまい

動きが硬くなってしまったのだ。

変に「勝ちに行こう」というより集中して「できることをやる」のが大事なのだ。

そして追加点を入れられて「やっぱり」となってしまったら勝つことはできない。



もちろん圧倒的な実力差と怪我でスターターが変更になっていたりなどと言うことも

敗因の一端だがメインポイントはメンタルだ。


ともあれ、強豪との一戦で選手たちが精神的に何か掴んでくれたのなら

明日の試合はまたいい試合になるだろう。


なにせ全米2位に3点も入れたのだから。