また今日も泳いできた。
1100mほど。
今日は曇っていたせいかいつもより人手が少なく泳ぎやすかった。


先週の話なんだが大学の水泳部のコーチと出会った。
泳ぎ終わったのを見計らって声をかけてきた。

「水泳部に入らないか」
「ストロークもいいし、どうだい?」 と。

10年前ならばなぁ~。

実は東京にいたころには4泳法を教える水泳の先生をしていた。
選手を育てるためのコーチではなかったが、きれいに泳ぎたいという人たちに水泳を教えていた。

この田舎(一応L.A.近郊)に来てなかなか泳ぐ機会もなかったのだが、
泳ぎ始めてすぐにそういったことで声をかけられるのは嬉しい。

教えていたのにこんなことを言うのは何だが自分がうまく泳げているかはわからない。
ビデオで一度だけ自分の泳いでいる姿を見たが「いがいにちゃんと泳いでいるな・・」ぐらいにしか思わなかった。

教える側はというより教える側だからこそ常にこれでいいのかという自問自答の不安と
不安を感じ取られないように少しの自信を持って接していかなければいけないと思う。

十人十色、オリンピック選手でさえ癖がありみな泳ぎ方は違うのである。
水泳に限らないが、どれが正しいということはなくただその個人に合った答えを導き出す手伝いをするのが
コーチであったり先生であったりするものだと私は考えている。


ともあれ、やはり声を掛けられ評価されるのは嬉しいものである。
人間なんてほめて伸びるものなのだと思う。