JR西日本が叩かれている。
どうやら「体質」が問題視されているようだ。
事故時の列車に乗り合わせていた車掌が、救助活動に参加しなかった。。。
事故を知っておきながら宴会をしていた。。。
都合の悪いことを隠蔽しようとする。。。
まあ、非難は当然だとは思うけど、ちょっと同情する気持ちもある。
少なくとも、現場の職員・社員の皆さんは非常に真面目だし、誠実だと思う。
また、会社の組織が5万人近い大所帯で、西日本全域に分散している。
この大きな組織を纏めるのは、成文憲法である規律(社規・社則)であろう。
この規律に従うことが、職員・職員にとって求められる最重要事項なのだ。
だって、各自が自分の判断で行動していたら、正確な列車運行なんてできっこないもんね。
実は、JR西日本の一連の対応は、この規律には違反はしていないのではないだろうか。
・事故車両の車掌は上司に出社の判断を求め、「出社指示」を受けたので出社した。
・上司は部下を定時に出社させる責任があるので出社指示を出した。
・「事故があった時には、宴会を自制する」といった規則がなかった。
といった事が考えられる。
まあ、世間の常識で考えれば判断できそうなものだけどね。
そこはJRはお役所意識だけでなく、お役所そのものの規律が徹底されているから、各自の判断は逆に許されないのではないだろうか。
したがって、今後JR西がとるべき行動は
・第三者機関による企業体質の改善(チェンジマネジメント)
であろう。
自分達(JR)でやろうとしてはダメだろうな。
これまでの自己否定に繋がり、抵抗勢力がうようよ出てきそうだから。
総論賛成、各論反対という構造が見えるようだ。
なので、独立した第三者がチェンジマネジメントを行うべきだろう。
このコンサルは、どこのファームが請け負うのか興味がある。
既に、どこかに受注が決まっているかもね。
余談だが、本当に日本の列車の定時運行は素晴らしい。
ボクがイギリスに居た頃は、時刻表なんてあってないようなもの。
枝分かれする路線に至っては、駅のホームにある行き先表示に
「See the front of Train(どこに行く列車かは、列車の前面を見ろ)」と表示される事もしばしばあった。
もっとも、生命の危険を賭してまでの正確な定時運行はゴメンだが。