2024年 4月 9日(火)


​Escape from deep sea(邦題 深海脱出大作戦)②

​みなさんこんにちは😃
だんご職人🍡です。

続きです。
さて、深海に至るには大きく3つのパターンがあると思います。
①部活や趣味に熱中してしまい、勉強時間が取れない
②ただ単に無気力。もしくは燃え尽き症候群、あとは勉強の仕方がわからないもここに入ります
③しっかり勉強してるにも関わらず、能力的についていけず成績が下位に沈む

これらのうちKが該当するのは②です。
特に進学目標もなく、また、受験の時も塾の講義のみで家での復習や試験範囲が決まったテストの対策をあまりしてこなかった影響がモロに出てしまってます😥

そこで対策ですが、この時親として間違えていけないのは学校の成績が大事なのではなく、学力、特に中学生に必要な学力を抜けなく身についているかです。
中高一貫校の場合、高校受験がない分、受験勉強で中学分野を総復習する機会がなく、どんどん高校分野に突入していきます。
中学分野に抜けがあると、それに気づいた時には取り返しがつかないもしくは著しく困難である可能性が高くなります。(特に英数)
なので遅くとも中3終了時点、できれば中2終了時点で中学分野に抜けがない状況なら、高校分野は高校生になってからでも取り返しがつきます。

いわゆる推薦を狙うのでなければ学校の成績は気にしなくても大丈夫。高校3年の冬に目指す大学の学力に達していればいいわけです。
その過程で、しっかり学習できていれば自ずと深海からは脱出しているはずです。

逆に学校の順位を追いかけて理社ばかりやる(理社は短期的に点数が取りやすい)のは高校に入ると分野別科目になる上、その頃には忘れてしまいやり直しとなること、英数の抜けは挽回が厳しいことから気をつけた方がいいです。(もちろん英数に並行してやるのは望ましいですが)

さて、そんな中でKについてですが、まず成績が悪い英数の現状を把握する必要がありました。
そこで春休みに中1(公立でいうところの中1、中2範囲)の抜けチェックとその穴埋めを家庭教師の先生にお願いしました。
数学に関しては抜けはほぼなく、問題もしっかり解けるとのこと(なぜ成績悪い??)。試験対策の勉強法に関して教えたとのことです。

問題の英語ですが、文法も長文もしっかりできてる。ただし、単語力は足りないとのことです。
この問題は最後まで響きそうです。(なんせ、私も・・・)
そこで、もう一つ、英検を重視する戦略としました。
通常の英検は現在年3回(6月、10月、1月。いずれも1次)です。
Kは中1第2回で4級合格。第1回、第3回は無受験です。
まずは中2第1回で3級合格を目指します。家庭教師の先生によるとまず大丈夫(ただしリスニングはやってないので自分でやること)とのこと。
続いて第2回及び第3回で準2級合格を目指します。
中3時に来年度新たに新設される準2級プラス合格を目指し、あわよくば2級を狙う。
このスケジュール感でいければ、学校の成績はともかく大学受験に向けた英語力は着実につくこととなります。とはいえ準2級以降、特に2級はかなりの単語力が必要となりますので、そこができるかが鍵となりそうです。

続きます

それでは!