2024年 2月 17日(土)


​進学実績の見方 その1

​みなさんこんにちは😃
サボりまくってるだんご職人🍡です。

24年中学受験組の皆様はひと段落して、25年中学受験組の皆様はいよいよ自分たちの番と身構えてる頃かと思います。
25年組の皆様はもちろん26年組の方もそろそろ志望校どうしようかな?という時期かと思います。
その時、皆様はどんなことを志望校選びの基準にしてますでしょうか?

立地や校風、部活や特徴あるカリキュラムなどいろいろあると思います。
その中でやっぱり進学実績は気になるという方も多いのではないでしょうか😆

だいたい学校のHPを見れば進学実績は載ってるから見てるよーという方は多いと思いますが、学校名とか数字がいっぱいあってよくわからないという方もいらっしゃるかと思います。
そこで簡単にではありますが、進学実績の見方を国公立大、私立大、医学部にわけて、だんご職人🍡流でお伝えしようと思います。

それではまずは国公立大から。
国公立大の場合、都内の中高一貫校の中でも進学校だといわゆる難関国公立か難関私立がメインとなるかと思います。
で、難関国公立の頂点といえば、やはり東京大学。
そのほかに京都大学、一橋大学、東京工業大学を併せて東京一工と言ったりもします。
東大京大は文系理系医学部も備えた総合大学ですが、一橋は文系特化、東工大は理系特化の大学です。ただし、東工大は東京医科歯科大学と統合して今年10月には東京科学大学となる予定です。
なので東京一工という言葉も今年が最後かもしれません。

続いて旧帝国大学(旧帝)です。
旧帝国大学というのは戦前にあった7つ(正確には京城(ソウル)と台北にもあったので9つですが)の帝国大学(東京、京都、東北、九州、北海道、大阪、名古屋。設置順)の総称です。
東大京大は別格に扱われるますが、逆に先の一工と併せて旧帝一工といったりもします。
旧帝だと都内の進学校からも結構受験してるかと思います。それ以外の国公立だと早慶の方がプライオリティが高くなるので、少数派となります。(医学部は除く)
地方の学校にとっては地元地区の旧帝こそが最高学府で権力の象徴的な感じもあります。
例えば北海道ですと、目が東京一工や医学部に向かっているのは道内トップ(全国でも5本の指に入る)公立校である札幌南とやはり道内トップ私立校である北嶺くらいで、他はほぼ北大を目指して日夜励むという感じです。

旧帝の下にあるのが年配の方がいわゆる駅弁大学と呼ぶ地方国公立大学です。例えば群馬大学、信州大学、和歌山大学など主に県名+大学となる大学です。
本当はその間に筑波や千葉、神戸といった大学群や新潟、金沢、広島といった大学群もあるのですが割愛します。

そして、最後にそれ以外の国公立大というのがあります。
特に最近は地方の私立大学が公立化(自治体にとっては撤退されるよりマシとの判断)するケースが結構あります。例えば公立諏訪東京理科大などツッコミどころ満載な大学名もあります。

さて、本題の進学実績の見方ですが、国公立大は1人1校しか受かりません。(防衛大学校と防衛医科大学校は別です。なので国公立大のカウントには入れない方がいいでしょう)
ですから、合格者≒進学者となります。(もちろん例外はあります。早慶と比べて早慶選ぶなど)
中には進学実績に現浪合わせて記載してるケースもありますので注意しましょう。

あと大事なのが卒業生が何人いるか?です。有名なのが東大合格者数日本一といえば開成高校ですが、東大合格率日本一は圧倒的に筑波大学附属駒場(筑駒)です。
この辺りの絶対数と率の関係は実は難しいところでして、もちろん率が多い方がいいんですが、少ない率同士の比較はあまり意味がありません。1人2人の結果で大きく変わるので。

ただ、どうしても絶対数に目がいきがちなので(だいたいランキングなんかも絶対数中心です)

次回は私立大学編です。
それでは!