2022年 9月 13日(火)


中学受験を考える保護者の皆様へ


みなさんこんにちは😃
だんご職人🍡です。
今回は中受生の親であり、元中受生でもあるだんご職人🍡からお子さんの中学受験をお考えの保護者の皆様にメッセージです。

そろそろ本命校や併願校が決まってきてる頃だと思います。この時期だからこそ元中受生の立場としてお話しさせてください。

私が言いたいのは

全落ちはダメ、絶対!

です。

いやいや、そんなことわかってるよ。
と言う方がほとんどなのは知っています。
でも、中にはこのレベル以下なら公立でいいとか、第一志望の学校以外受けない!という方もいらっしゃるかと思います。
今回はそういった方へのメッセージですので、幅広い併願校組んでて万全な方は無視していただいて🆗です🙆‍♂️


私はかれこれ三十数年前中受生でした。

私の父は受験にはノータッチ。母任せです。

母はミーハーな性格で、ブランド志向が強い性格です。

なんとなく結末が見えてきましたね(笑)

当時Nバッグを掛けて(当時は肩がけだったと思います)、塾に毎日通っておりました。

成績的には上の中。テストの成績表に名前がよく載るくらいでした。
今から考えると受験が自分ごとになっていなかったし、過去問も適当だった気がします(すいませんうろ覚えで💦)。あとは家庭学習もほとんどしてなかった気がします。

模試では第一志望の麻布、第二志望の栄光はB判定時々A判定。第三志望(当時は滑り止めと言ってましたね)は浅野でA判定。
午後受験はない時代なので、基本この3校。

母が言うには麻布の会場から出てきた時に青い顔していたというので、おそらくメンタル的にもやばい状況でしょう。
そのままの勢いで盤石だったはずの浅野も落とします。慌てた母が追加したのが慶應中等部と聖光の二次。メンタルボロボロなのに強豪校に敵うはずもなく、その状態で慌てて追加した鎌倉学園三次?も偏差値的には全く問題なくても軽く落ちました。

このことは私に深い傷を残しました。まぁ、さらに父に追い打ちをその後もちょくちょくかけられてトラウマレベルになりましたが。

中学入試ってこういうことが起きるんです。
そして、本当にきついんです。
ちなみにその後の私ですが、公立中学では余力でいけちゃうので勉強しなくて内申↓。結果公立一番手校落ちで、結局鎌学へ。
鎌学って本当に自由な学校です。自由謳歌しまくって2浪して、6年生の大学に入って今に至ります💦

まぁその後の私は置いておいて、全落ちはお子さんの心に深い傷をえぐります。

できれば通える学校(埼玉や千葉でも)に1校でも合格をとってください。
もし我が家のように埼玉や千葉は逆立ちしても通えないなら寮のある学校でいいです。

もし、残念ながら、希望する学校に縁がなかったなら、その時に通えるもしくは寮の学校を選ぶかどうかお子さんと話し合ってください。
悔しいから高校受験でリベンジするという子もいるでしょう。大丈夫。自分で決めたならリベンジできます!

もしお子さんが合格をいただいた学校に行きたいと言ったら…できれば叶えてあげてください。
だってお子さんはその学校の合格を手にするために1年あるいは2年、3年、さらにはそれ以上、好きなことを抑えて、周りが遊んでいても必死に頑張ってきたんです。

もちろんいろんな理由から行かせてあげられない事もあるでしょう。それなら、理由をきちんと教えてあげてください。なんとなく濁すのではなく、あなたはがんばったから合格を勝ち取った。でも、こういう理由で通わせてあげることができないと。
その場では難しくても、やがてお子さんの中で心の整理はつきます。そして、お子さんにはここには受かったけど、理由があって通えなかったというポジティブな心理につながります。あそこに行っても将来困るよ!なんて言われたら合格したことが、今までの努力が全て否定されてしまいます。

長々と書いてしまいすみません🙇‍♂️
受験のプロでもない私ですが、自分の経験と児童心理などは大学で勉強してますので、それなりに説得力はあるかなと思います。

最後に、お子さんが受験勉強に費やした数年、仮に3年とすると、お子さんにとっては人生の4分の1をかけた大事業なんです。(さらには物心ついてからでいうと人生の2分の1弱でしょうか)
このブログを読んでくださってる方がおいくつかはわかりませんが、人生の4分の1ないし、2分の1をかけたものが、無駄とかなしにされたらいたたまれませんよね。
お子さんにそのような経験をさせないためにも、親としてしっかりとした併願パターンをお互い組んでいきましょうね😉

少し熱くなってしまいました💦
次回は一転して我が家と二月の勝者のお話をしようと思います。最新刊も発売されたので。