9ドラマ

『ミステリと言う勿れ』


第2話も面白かったので、キャストやあらすじを紹介


「月刊フラワーズ」(小学館)にて連載中、累計発行部数1,300万部を突破する田村由美原作の人気コミックを菅田将暉主演で映像化。


ミステリーと会話劇を融合させた物語で第2話で整は、主にバスジャック犯や人質らと絡み合う。


キャスト

久能整菅田将暉


熊田翔:永山瑛太


風呂光聖子伊藤沙莉

池本優人尾上松也

青砥成昭筒井道隆


淡路一平:森永悠希

奈良崎幸仁:金田明夫

柏めぐみ:佐津川愛美

露木リラ:ヒコロヒー

坂本正雄(犬堂ガロ):久保田悠来

犬堂オトヤ:阿部亮平

煙草森誠:森下能幸


第1話

先日の取調べ時に乗ってもらった相談の続きがしたくて遊びに来ていた池本優人(尾上松也)。しかし、この時、久能整(菅田将暉)は、今日まで開催の「印象派展」に行こうとしいた。手短に切り上げて出かけたい整だったが、思いのほか池本と話し込んでしまった。しかしそこへ池本を呼びに風呂光聖子(藤沙莉)がやって来た。連続殺人事件の4人目の被害者が出たと言う。まだ報道には上げてないという。池本は整に意見を求めるために詳細を話そうとしたが、これ以上遅くなると印象派展が終わってしまうので強引に切り上げてようやく出かけた整。この際、池本と整は連絡先の交換をした。池本のせいで出るのが遅くなってしまった整は、走ってバス停に向かうとすでにバスが到着していたため、行き先も確認せず慌てて乗り込む整だった。


帰り道、風呂光が整が落としたであろう印象派展のチケットを拾い、届けることに。その際、池本は整の電話番号のメモを渡した。風呂光がバス停にやって来ると整が乗ろうとしていた2:35のバスがやって来た。風呂光は、そのバスに乗り込み、整に拾ったチケットを届けるとメールした。

 

整はバスジャックに巻き込まれていた。


1人の女性(露木リラ)が速攻、バスジャックが起きたとメールを送った後に、乗客全員は犯人にスマホを取り上げられた。



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 2話あらすじ(ネタバレあり)



美術館に行くため久能整が乗った路線バスがジャックされ、犯人は乗客に名前と職業を尋ねる。


整は逆にバスジャックの目的と名前を聞く。すると犯人は犬堂オトヤ(阿部亮平)と名乗るが、目的はそのうちわかると教えなかった。



その頃、大隣警察署には連続殺人事件の捜査本部が立っていた。朝には新たに4体目の遺体が発見されている。被害者に共通点はなく、容疑者の目星すらつかない状態だ。青砥成昭(筒井道隆)や池本らが忙しく動く中、風呂光は捜査に加わらせてもらえない。そんな時、後輩警官からバスジャックの通報があったと報された。だが、付近の路線バスや観光バスは問題なく運行している。風呂光は青砥に話すが、ただのイタズラだと一蹴されてしまった。



整の乗ったバスは公園に停まり、不安でいっぱいの乗客らにトイレ休憩が与えらる。1人ずつトイレに行き3分で誰かが戻らなかったら残りの人質を殺すと脅すオトヤ(犯人)


オトヤ(犯人)「お前の責任でみんなが死ぬ、お前の責任でみんなを殺すんだ!いいか、それが嫌だったら逃げるなよ」

「それは違うと思います。逃げたせいでみんなが殺されたとしても、その人のせいじゃない。それはあなたのせいです。ここで発生するすべての問題はあなたのせいで起こるんです。全部あなたのせいです。あなただけが悪いんです。責任転嫁しないでくださいね。」

オトヤ(犯人)「なんだお前、逃げるための言い訳か!」

整「逃げませんよ、そんな話されてだいいちもう印象派展に間に合いませんし間に合っても5分や10分じゃ全部見られない、ショップにも行けない、ドガの踊り子のマグネットを買って冷蔵庫に貼りたかったのに



真っ先にトイレに向かわされた整がバスから降りると、バスの車体にシールが貼られているのに気づく。




その頃風呂光は、美術館に到着するも整に連絡がつかなかったため紫陽花堂でお茶菓子を買って警察署に戻った。

風呂光

「買ってきました、お茶菓子」

池本

「聞き込み行ったの?」

風呂光

「いえ

連続殺人事件の被害者の1人が紫陽花堂の菓子職人だったのだ。風呂光は事件の内容をまったく把握してなかった。




トイレで用を足した整は、出かける前に池本から連絡先を渡されたメモに気づき外部に連絡する方法を考える。


そのメモの裏側に現状を書いて、犯人に見つからなさそうな場所に置いた。



しかし、トイレに来た誰かがメモを見つけ、破り捨ててしまった。



全員がトイレを済ませ再びバスが走り出した時、自転車と接触しそうになり運転手が急ブレーキを踏んだため転倒したオトヤ(犯人)。自転車は転倒、バスはそのまま走り去った。


その運転に腹を立てたオトヤ(犯人)はナイフを刺しそうな勢いで運転手に刃物を向けた。


柏めぐみ

「やめてください殺さないで!」

オトヤ(犯人)

「なんで?なんで殺しちゃいけないの?」


オトヤがどうして人を殺しちゃいけないのか?という疑問を乗客に答えさせる事に


当たり前の事、自分が殺されたくないから、家族が悲しむから、捕まるから乗客たちが答えていく中

「いけないことはないんですよ、別に法律で決まってる事でもないですから、罰則はありますけど人を殺しちゃいけないという法律はないんですよ。なぜ人を殺しちゃいけないのか?いけなくはないんだけど、ただ、秩序のある平和で安定した社会を作るために便宜上そうなってるだけです。だって人殺しなんてひとたび戦時下になればいきなりオッケーって事になるんですよ。それどころかたくさん殺した方が褒められるっていう状態になる。そんな二枚舌で語られるほど適当な話なんですよ。実際に今、殺しまくってる場所は世界中にある。」

「つまりね、あなたは水泳大会にやって来て棒高跳びがしたいと言ってるようなもんなんです。大迷惑なんです。だからあなたは棒高跳びの大会に出たらいいんですよ。」


「ただしそういう所には行きたくない、自分だけが殺す側でいたいとか思うならそれは別の話です。それは単に人より優位に立ちたいとか人を支配したいとか、つまり劣等感の裏返しでしかないからです。どうして人を殺しちゃいけないんだろうなんてレベルの話じゃそもそもないんですよ。」


オトヤ(犯人)は怒りだし逆上してナイフで切りかかった。

乗客の熊田翔が整をかばった。さらに、乗客の坂本正雄(久保田悠来)がオトヤを殴り倒し乗客たちは安堵する。


しかし坂本は落ちたナイフを拾って乗客たちに向けた…





一方、風呂光は連続殺人事件捜査本部で1人、捜査資料を見ていた。その後、被害者について聞き込みを始める。




いつの間にか山奥の大豪邸に連れてこられた人質たち。そこは犯人らの家で外には放し飼いの犬たちがいた。家の中に入ると客人を歓迎するかのように豪華な食事が並び、壁にはgaroのサインがある絵画が数点、大きな写真が飾られていた。


整以外の全員が写真の美女を知っているようだった。整がgaroについて尋ねると、坂本は本当の名前が犬堂ガロと言い、自身が描いたと言う。オトヤとは兄弟だった。


乗客と運転手を部屋に残し犯人たちは部屋にカギをかけて出て行った。



露木リラが、本当は自分はジャーナリストだと言う。  

最近連続殺人事件が起きていると話し、その犯人が彼らで人質を1人ずつ殺すんじゃないかと言ったため部屋に緊張が走った。


 



一方、風呂光の聞き込みにより、連続殺人事件の被害者が路線バスで繋がっている事が判明する。そんな中、池本が整にまったく連絡が取れないと言う。風呂光はバスジャックの通報を思い出し、整がバスジャックに巻き込まれているのではないかと推理する。


110番ネットワークシステムで、美術館のある大隣市で走行経路などが不明のバスと非接触事故発生の通報があった事を知る。独自に調査を始めると、事故があった公園で池本が整に渡したメモの一部を見つけた。


その後風呂光は公園周辺の防犯カメラを調べ、バスのナンバープレートから旧型の路線バスを見つけた。バスの行方は相模野インターを出て北上し奥川ダムで目撃されたのが最後だった。その先にはゴルフ場しかないと思われたが、犬堂家の屋敷がある事が分かった。





犬堂家。犯人らが部屋に戻って来た。犬堂ガロは連続殺人事件の最初の被害者の兄だった。

探偵を雇い調べた結果、バスに乗って終点で降りた事が分かった。ガロは、妹を殺した犯人は、妹が最後に乗ったバスの乗客の中にいると断定したのだ。


バス運転手の煙草森も協力者だった。



ガロは人質らに、これまで犯した最も重い罪を答えさせた。


熊田翔

「子供の頃、大事な友達とケンカして、お前なんか死んじゃえばいい!って口にした、その後ずっと後悔してたまさか本当に死ぬとは思わなかった」



淡路一平

「子供の頃、しょっちゅう駄菓子屋で万引きしてたら、その店が潰れちゃっていじめられてやらされてたんだ。あの頃は逃げちゃダメだった。学校も休めなかった。ホントはずっとずっと逃げたかったのに

「僕は常々思っているんですが、どうしていじめられてる方が逃げなきゃいけないんでしょう。欧米の一部ではいじめてる方を病んでると判断するそうです。」



「それと同じように先生や親に『あいつにいじめられたよ』って『あいつ病んでるかもしれないからカウンセリング受けさせてやってよ』ってみんなが簡単に言えるようになればいいと思う。」



露木リラ

「子供のころ、消防車が見たくて空き家が火事だって嘘の通報をして楽しんでたら、どこかが火事になって消防車が間に合わなくて

ガロ

「君の嘘をつく癖はそこから始まってるのか、ジャーナリストというのは嘘だ、自己紹介の通り小さな工場で働いている。」


犯人らはここに集めた人質のことは調査済みだった。リラは連続殺人事件の話は知り合いのジャーナリストから聞いたと話し

リラ 

「私は毎日バカみたいにコツコツ同じことの繰り返しでストレスが溜まるのよ、嘘ぐらいつかせてよ」


「大陸元カレはイカダでも作って大陸に行ったんですか?」

リラ

「飛行機に決まってんじゃない!」

「えっじゃあ飛行機を飛ばしたのは誰だと思ってるんだろう?

「話を聞く必要はキッパリないです。僕は腹立たしいです。そういう僕は親のすねかじりですけど…」




犬堂家の犬たちが吠え始めたため慌てて外の様子を見に行く犯人ら。部屋に鍵をして行かなかったので人質らは逃げようとする


 柏めぐみ

「犬堂さん!みんなが逃げますよ!逃げようとしてますよー!」と叫んだ。柏も犯人グループの仲間と思いきやこのままなら家族に心配してもらえると話す。


彼女が犯した最大の罪は夫との子供を堕した事。結婚前で体裁が悪いからと義母に言われて仕方なくその後妊娠出来なくて離婚して出て行けと言われているという。なのでどうしても子供が欲しくて不妊治療口クリニックに通い、体外受精なら可能性があると言われたものの、義母にも親戚の人たちにも「それは神の領域だ。不自然な事はするな」と反対されてしまい

柏めぐみ

「そんな不自然な事ですか?いけない事ですか?」





そこへ警察が突入した。

犬堂ガロ

「ここに来たって事はだいたい察しがついてるんじゃないですか?」

青砥

「復讐か?」



 つづく…




第2話も面白かった!あっという間の1時間、今回は大笑いした場面が多かった。なんでかなw


そういえば、金田明夫さんが出演してたため思わず目を閉じて声だけを聞いてしまった。金田明夫さんは、スターウォーズで70役以上のクローンの吹替を担当したのだ。クローンウォーズを視聴以降、金田明夫さんに対する印象がだいぶ変わってしまっている驚き



そして特に考察はしてなかったが、ある事に気づいてしまったグラサンキラキラ


リラの証言

『警察が極秘で捜査してるのよ、3人の遺体が次々に見つかって、全員山の中に埋められたって』


犬堂ガロの証言

2週間前山に埋められた遺体が見つかった。遺体が見つかったのは3番目だったが解剖の結果愛珠は連続殺人の最初の被害者だと分かった』


バス運転手の証言

『あんなに若い女性が生き埋めにされたなんてあまりにも可哀想でお断りできなかったんです』



バス運転手のみが「生き埋め」と言っていた。バス運転手が連続殺人事件の犯人と予想する物申す