スターウォーズ

クローンウォーズ

シーズン7/ファイナルシーズン




第12話の①はこちら↓






第12話「勝利と死」②


ここまでのあらすじ

コマンダーに昇進したレックスは『オーダー66』のダース・シディアスの命令に従い、元ジェダイのアソーカ殺害を迫られた。しかし、発動直後、バイオ・チップによる強制力に抗いながら最後の力でアソーカに「ファイブスを捜せ」と伝えたことにより、アソーカはファイブスの事件の調査ファイルとレックスの残していた音声ファイルを入手。この情報をもとにレックスを捕縛しレックスの頭部からバイオチップを取り除く事に成功する。また、拘束していたダース・モールを陽動作戦として、アソーカは逃したが、モールは機関部を破壊し、アソーカとレックスが乗って逃げようとしていた船を奪い逃亡してしまう。墜落するクルーザーに残ったアソーカ、レックス、クローン兵士たちは窮地に追い込まれていた…





包囲されてしまったレックスとアソーカは、床をライトセーバーで切り抜き、地下へ逃げた。落ちた衝撃も堪らないレックスだったが



顔を上げると、地下に下がったリフトに居たクローン兵の攻撃が始まる。すると、クローン兵達のリフトが上がったり下がったりして、投げ出された。



それはドロイドの仕業と分かり、ドロイドたちはクローントルーパーに破壊されてしまった。そしてスターデストロイヤーは墜落寸前となる。クローントルーパーたちは死を覚悟してアソーカやレックスの抹殺命令に従い続けた。



レックスとアソーカは残りの船の中からようやく乗れる船を見つけた。



船に乗って逃げるため、アソーカは頑張って応戦しながら船に近づいた。


アソーカは、レックスをフォースで船まで飛ばし発進準備をさせる。



アソーカは疲れ果てていた。



そんな時、制御不能になったスターデストロイヤーは大気圏に突入して爆発を起こした際、艦内の重力が切れてハンガーが傾き、大勢のトルーパーが落下していった。アソーカも滑り始めたが、レックスの呼ぶ声で最後の力を振り絞り、ファイターに向かってジャンプした。



その時、爆発が起き、爆風に飛ばされながらもレックスの乗るファイターは落ちるように発進したが、なんとか制御し飛び始めた。しかしアソーカはファイターに飛び乗る事は出来なかった。


アソーカを見失ったレックスは、目を凝らしてアソーカを捜した。


ようやくアソーカを発見し、船を近づけて飛ばす。アソーカも墜落するスターデストロイヤーの上を走った。


そしてアソーカは、レックスと呼吸を合わせるようにジャンプした。


ようやく手が届き船に乗ることに成功した。





2人は墜落していくスターデストロイヤーを見ていた。墜落により、アナキンについてコルサントの防衛に当たるため別行動を取っていた第501大隊を除くクローンたちは全滅した。








レックスがスコップを手にファイターに戻った。レックスの視線の先には墜落したスターデストロイヤーと、アソーカの姿。




アソーカとレックスは、悲しみの中、墜落現場に亡くなったクローンたちのヘルメットを墓標代わりにして彼らを埋葬したのだ。





彼らの墓標を見つめた後、アソーカはアナキンが作ってくれたライトセーバーを此処に供えて(落として)去っていった。




クローン戦争終結から数年後、銀河帝国がスター・デストロイヤーの墜落地点の調査を行っていた。



この星が雪原が広がる頃、ダースベイダーが訪れた。




そしてアソーカのライトセーバーを見つけ、拾い上げた。



さらに、あの第332中隊、アソーカのクローントルーパー隊のヘルメットを雪の中から見つけたダースベイダー。そのヘルメットにはダースベイダーの影が写り込んでいたが、それも消え去った…







おわり








スターウォーズの映画を観た後とは全く違う気持ちになっている。


悲しい。


戦争のために生まれた消耗品だったクローンたち。そんな事はクローンウォーズを見る前から分かっていた事だが…


クローンウォーズのエピソードでは新兵だったクローンが活躍を重ねて精鋭部隊に選ばれたり、逃亡するクローン、分離主義勢力に寝返るクローンなど、多様なストーリーが展開されてきた。


(アナキン担当の)第501大隊の、第332中隊のクローンたちはアソーカの部隊であり、彼らはアソーカを愛していた。その敬愛の証に、彼らのヘルメットをアソーカの模様に染めていた。そして、彼らの絶対的な指揮官、キャプテン・レックスを尊敬していたのだそれなのにクローンたちが、アソーカとレックスに襲いかかるシーンはホントに悲しいし、気持ちを考えるとせつな過ぎる



アソーカとレックスは、クローンたちを埋葬しヘルメットを墓標にするが、ジェシーのヘルメットが目立った。ジェシーは熱烈な愛国者であり、銀河共和国の紋章のタトゥーを顔に入れ、ヘルメットにもペイントしていた。それが墓標というのは、感慨深い。




アナキンはダースサイドに堕ちてダースベイダーとなってしまう事から、第9話の「忘れがたき旧友」でのアソーカとの別れが『アナキン最後の登場シーン』となった。


また会えると思っての別れであったが、そうではなかった。もっと沢山話したい事とかあったろうな…などと考えたりもする。





アソーカは、アナキンにもらったライトセーバーをひとつ落とした(供えた)


それはアソーカからアナキンへのメッセージではないか?2人しか分からないメッセージ

私が生き残れたのはあなたのおかげ。マスターの教えを胸に生きている」と…。


シーズン3の22話でアナキンと交わした会話のように…


それがこれ↓





そしてダースベイダーは、雪に埋もれていた332中隊のヘルメットをも見つける。


それらを受け止めてアナキンの心の中はどんな想いが溢れたであろう。





仮面の下に生のアナキンの目が見えたのは、一瞬アナキンの心に戻ったという演出だったと私は感じた



その心の中を覗く事は出来ないが、ダークサイドに堕ちても、アナキンの記憶は消えていない…







Disney+が、明日10月27日から「新Disney+』になるとあって、不具合が起きてクローンウォーズが観られなくなっては困ると思い、取り急ぎ最終話までを紹介した。



まだまだ溢れてくる感想があるものの、纏まっていないので、後に全体の感想を記したいと思うほっこり






Disney+クローンウォーズ↓