スター・ウォーズ
クローン・ウォーズ
スター・ウォーズシリーズのスピンオフ作品で3DCGアニメのテレビシリーズ
スター・ウォーズ新3部作の『エピソード2/クローンの攻撃』と『エピソード3/シスの復讐』の間のできごとを描いた作品
テレビアニメシリーズとして続いたクローンウォーズは、シーズン5で一旦打ち切りとなる。その後、既に制作され完成していた所までが、シーズン6(ザ・ロスト・ミッション)である。
「クローン・ウォーズ」シーズン6の
重要回、面白かった回を紹介する。
シーズン6 /ザ・ロスト・ミッション
第7話「はずれた思惑」
ー貪欲な人間は欺まんを武器にするー
銀行グループの中枢で不正が発覚。ラッシュ・クローヴィスと再会したアミダラ議員は、銀行の不正に気づく。クローヴィスを信じられないアナキンは、協力しないようパドメに頼むが銀行を救う気持ちの決意は固く、2人の関係にヒビが入ってしまう。分離主義勢力と共和国に承認され、クローヴィスは銀行グループの新代表となった。代表の引き継ぎが行われる惑星スキピオに注目が集まっていた。
クローヴィスとパドメ・アミダラは、数機の共和国ガンシップを護衛に従え、カンサーラ級クルーザーでスキピオに帰還した。着床パッドで分離主義議会のベク・ラワイズ議長の歓迎を受け、クローヴィスに大きな期待を寄せていると話す。クローヴィスは銀行グループの中立性を強調し、アミダラとラワイズが監視する代表交代の手続きの間は、どちらの側の兵士たちも中立ゾーンに入ることは許されないと告げた。
代表に就任したクローヴィスは、権力には関心がなく金融システムの秩序を取り戻したいだけだと主張し、ムーンたちからの喝采を浴びた。
無事引き継ぎも終えると、ドゥークーから通信が入る。ドゥークーは今回の投資に対する見返りを望んでいると告げる。
しかしクローヴィスは、中立を維持するとドゥークーに告げると、隠し口座の情報源を明らかにすると脅迫し、さらに分離主義勢力の融資の利息を払わないと通告した。そうなれば銀行は破綻してしまうとして抗議するが、ドゥークーは銀行グループの財政を正常な状態に維持したいのであれば、共和国に対する金利を引き上げればよいと告げた。
その後、クローヴィスは共和国への金利を即座に引き上げなければならないと告げ、アミダラに衝撃を与えた。彼女は抗議するが、クローヴィスとムーンは彼女の訴えを無視したのである。
コルサントの元老院でもパルパティーン最高議長が怒りに沸く議員たちの前で、金利の引き上げについて発表していた。これを傍聴していたヨーダとメイス・ウィンドウはアナキンにクローヴィスに対する直感は正しかったのかもしれないと告げるが、彼の動機はまだ不明なままだった。
分離主義勢力の侵略艦隊がスキピオ上空でハイパースペースから姿を現した。共和国部隊も地上で敵艦隊を発見し、都市ゲートの外で侵入の阻止を試みる。
クローンコマンダー・ソーンがパドメに連絡を入れ、彼女に侵略を警告すると、兵士を向かわせることが困難な状況であるため、船まで来てほしいと要請した。
クローントルーパーらは、力と数で圧倒的に勝るバトルドロイドを前に勇敢な戦いを繰り広げていたがソーンも胸部に光弾を浴びて戦死してしまった。
パドメは議長に分離主義勢力の侵略を報告してきた。
だがその途中で、パドメはドロイドに捕まり通信ホログラムも切断される。パルパティーンは緊急議会の招集を命じ、アナキンをスキピオへ向かう共和国部隊の指揮官に任命した。
パドメはクローヴィスのオフィスへ連行され、背後にドゥークーがいる事を知る。
パドメは、伯爵からクローヴィスが取引に応じたことを説明され、クローヴィスに裏切られた事を知った。
一方、共和国元老院の緊急議会では、議長がクローヴィスによる裏切りと、彼の手引きによって分離主義勢力がスキピオを侵略したことを報告していた。
そして、議会は侵略への反撃を承認する。
ヨーダはアナキンの感情が乱れてるとして心配し、すべて見たままではないと忠告した。
その頃、ダース・シディアスからドゥークー伯爵に通信が入り、まもなくスキピオに共和国艦隊が到着する事と、今後銀行グループは元老院最高議長が支配する事になると告げた。
クローヴィスはパドメに、ムーンの不正を暴露するためにはドゥークーとの取引が不可欠だったと弁明するが、パドメは共和国の軍隊がスキピオに向かっており、スキピオはまもなく戦場になると告げた。そして最終的に銀行グループを崩壊させるのはクローヴィス自身である事を告げた。上空では共和国艦隊がハイパースペースに離脱し、分離主義艦隊への攻撃を開始していた。
アナキンとキャプテン・レックスは惑星からのパドメの生命信号をスキャンし、ホーク率いるZ-95中隊がガンシップを護衛して地表へと向かった。
ドゥークーが旗艦に到着し、戦術ドロイドにドロイドを惑星上に残して部隊を戦いから撤収させるよう命じた。
一方、ムーンがクローヴィスに、共和国の侵略部隊が到着したことと、ドゥークーが惑星から引き揚げたことを報告する。
アナキンがスキピオに到着し、パドメ救出に向かった。クローヴィスがこの一連の出来事を嘆いていた。
アナキンが彼のオフィスに押し入り、ドロイドを一掃した。すると、クローヴィスはパドメを人質にとって抵抗した。
クローヴィス「こっちに来るな、僕は何も悪くない、信じてくれ」
アナキン「無駄な抵抗はやめろ」
クローヴィス「君には分からない、君たちは騙されている」
アナキン「ああ、お前にな」
クローヴィス「違う!ドゥークーにだ!僕は悪くない!そうだろ?パドメ」
パドメ「離してクローヴィス」
そのとき都市上空で、クローントルーパー・ホークがヴァルチャードロイドを撃墜し、その残骸がクローヴィスのオフィスを直撃する。
アナキン「まずい!」
3人は建物の外側へ滑り落ち、アナキンはパドメとクローヴィスを掴んだ。
アナキン「2人を支えるのはムリだ」
クローヴィス「僕を離せ」
パドメ「ダメ!アナキン、やめて」
アナキン「登れるか?」
パドメ「ダメ、ムリみたい」
アナキン「もう…手がもたない」
クローヴィス「すまなかった、パドメ」
すると、クローヴィスは自らアナキンの手から離れ、断崖へと落下していった。
パドメ「そんな!」
アナキンはパドメを引き上げ安全な所は移動した
アナキン「もう大丈夫だ」
パドメ「ごめんないアナキン、ごめんなさい」
アナキン「もう終わったよ…すべて終わった」
元老院ではムーンが銀行グループを解体し、その支配権を銀河共和国議長のオフィスにを移譲すると宣言した。
パルパティーンは大きな謙遜をもってこの責任を受諾し、戦争の終結後ただちに銀行を前任者たちに返却すると約束した。
分離主義勢力が銀行を意のままにしたかったのが目的だった。そのためにクローヴィスを使ったと言うことなのだ。アナキンやパドメも巻き込まれる結果となったが、クローヴィスを騙してくれたおかげで、アナキンとパドメの関係が良くなったと言っても過言じゃない気がする…。なんにせよ、クローヴィスも居なくなったし、パドメもアナキンの元に戻って良かった
それと、やっぱりジェダイの強さも恋の武器になるなぁと思ってしまった。恋愛感情禁止だがw
Disney+クローンウォーズ↓