大好きなドラマ④プライド


11話の連ドラなのでハルと亜樹のラブストーリーをかいつまんで紹介



その2



ハルが幼い頃に若い男と蒸発してしまった母親、千恵子(松坂慶子)が現れた


それはハルの心を凍りつけてしまった出来事だった

一人で千恵子と会うことが不安だと言うハルに亜樹が付き添う


しかし、ハルは恨んでいたことを忘れたかのように、千恵子との再会を喜び甘える

亜樹も、見たことのないような穏やかな表情を浮かべるハルだった



しかし、長い間行方をくらませていた千恵子がハルに会いに来たのは、仙台でお店をやっているがお金に困っていて工面してほしいという理由だった

そして突然、明日帰らなければならないと亜樹に話し出す


それを亜樹から言ってもらえないかと言う千恵子だった





亜樹

お母さんとはもう合わないほうがいいと思う、別々の暮らしがあるんだし男の人もいるかもしれない新しい彼だっているかもしれない

ハル

幾つだと思ってんの

亜樹

そーいう女の人は死ぬまで女でいたいと思うし

ハル

そーいう女の人っていう言い方はさ、アレなんじゃないの?第一オレ昔のことなんか引きずってねぇし




亜樹

忘れたの?それ引きずってるからゲームみたいな恋愛しか出来ないんじゃない⁈

ハル

ね?なんか言った?おふくろさ、明日急に明日帰るとか言い出して今みたいなこと言った?

亜樹

どうかしてるよハル、凍っちゃった心溶かしたいならちゃんと向き合わないと

ハル

オレは逃げてないよ!亜樹には関係ないじゃん!オレのおふくろなんだから

亜樹

じゃあ、何言ってもダメね

ハル

偉そうに分かった口きくなっつーの

亜樹

わかったわ、もう何にも言わない





母親の見送りで東京駅に来ていたハル


千恵子

亜樹さんにもよろしく言っておいてねぇ、今さら会いに来てお金の工面頼むなんてだけど困ってるなら当然だって…

ありがとう



ハル

いくら?亜樹にいくら貰ったの?

千恵子

え⁈200万だけど困ってたの本当に




ハルは練習場に亜樹を呼び出した


ハル

昨夜のこと謝ろうと思ってあんな言い方しちゃったからごめん

亜樹

あの後私も反省した、そりゃそうよね、自分のお母さんの事色々言われたら誰だって頭にくるもん



ハル

はい、立て替えてくれてたみたいだから

亜樹

あー、もっとちゃんと口止めしておけばよかった

ハル

でもすごいねOLの給料でそんな大金貯めるなんて、しっかりしてんね、男が迎えに来てたよ、あの人全然違う顔してんだもん、オレに見せる顔とでもこれでちゃんと言えた気がするサヨナラって


ね?右か左か当てて、

ビンゴ当たり!

出したのは家のカギだった




亜樹

ハルは誰かに泣き事言ったことある?いつも強がって頑張ってるハルはカッコいいなって思うけど、可哀想…ハルきっと男の子はママに泣き事聞いてもらう練習するのにハルにはそれが出来なかったのね、私がハルのママだったらいつでも聞いてあげたのに、そしてあなたを悲しませるありとあらうるものから守ってあげたのに…片時も目を離さずに…

ハル

亜樹ってさ、呆れるほどいい女だよね



ゲームで始めた恋愛だったがハルと亜樹は惹かれあい、結ばれた






ある日、亜樹はウエディングドレスの無料試着をして写真を撮ってもらった



ハルの誕生日、亜樹は夕日みたいにキレイなみかん色のライトをプレゼントした


ハルは車の中に落ちてた写真も欲しいと言う

それは、無料試着で撮ってもらったウエディングドレス姿の亜樹の写真だった




ハルと亜樹の恋愛ゲームは、終止符が打たれようとしていた


亜樹が待ち続けた恋人、夏川(谷原章介)が帰国したのだ


夏川から電話がかかってくると、思い出の橋で約束をした




亜樹が橋の上にいるとハルがやって来た


ハル

もう終わりにしよう!

右と左のポケット、慎重に選んで!

見事ピンクのリボンを当てたあかつきには俺たちのゲームのゴール、ゲームオーバー!本気になったオレの負け!



亜樹は泣き出す




ハルも夏川を見ると

ハルはうなずくだけだった



見つめ合う2人だったが



亜樹はハルの前を通り過ぎ夏川へと歩いていってしまう



ハルは、はずれが無いように両方のポケットに、ピンクのリボンで結んだカギが入れていた…




その3につづく