野ブタ。をプロデュース
特別編第5話
服装や髪型、外見をプロデュースし、野ブタを変身させたものの野ブタには根本的な何かが不足しているように感じていた修二、クラスメイト女子を見て野ブタに不足しているものは恋愛経験だと考えていた、タイミングよくして野ブタに想いを寄せるクラスメイトのしったかの存在を知り、修二の彼女マリコと共にダブルデートをする事になる、またマリコは小谷の引き立て役になると悪い女を買って出るのだった
ダブルデート当日
彰は野ブタが心配で後をつける
デートは順調にすすみ、お昼、公園で持ち寄ったお弁当を食べることに…マリコが持って来たお弁当は不味そうなおかずが並んでいた
修二、お茶は?じゃなくて、コンビニのじゃないとヤダ!買って来てよ!あぁ、あったかいのじゃないと嫌よ
それから2組は別れて行動することに…
修二と別れたので心配になる野ブタ、しったかがジュースを買いに行った隙に
野ブタパワー注入!
野ブタとしったかは水族館デート
当然、彰も後をつけていた
そんな中、突然そばにいた老人が口から泡を吹いて倒れた、野ブタはすぐにかけ寄る
おじいさん、大丈夫ですか?救急車!救急車呼んで!
老人の口から出た泡を手で拭っていた野ブタ、カバンを取るようにしったかと手が触ると
きたねっ!
野ブタはしったかをにらんだ
しったかは、立ち尽くすだけだった
彰が現れ救急車を呼ぶ
その後、彰と野ブタで救急車に乗り一緒に病院へ
全然汚くないだっちゃ!ね、見て、とっても優しい手じゃないか!なぁおじいちゃん!
病院のロビーで
一生懸命やってくれたのにごめん、私のために上原さんまで頑張ってくれたのに
野ブタのせいじゃないじゃんか!
期待に応えたかった、上手くいってみんなにありがとうって言いたかった
その後、おじいさんはお酒の飲み過ぎとわかり2人は帰る
空、キレイだね!
うん、キャッチボールしたいような空、した事ないけど…
私はいつも、2人にボールをなげてもらってばかりで、でも受けるのが精一杯、だからいつかそのボールを投げ返したいと思っている…2人のグローブに、ポーンと届くように投げ返せたら気持ちいいだろうな
翌朝学校へ行くと…
「驚くべき小谷信子の男関係・今度の餌食は2-B植木くん、最低女小谷信子、人には言えない転校して来たワケ、男喰い。下劣な関係」野ブタを中傷するビラが校内中に貼られていた
こういうのきらいなの〜!
しったかはさぁ、こんなビラが出回ってもお前と付き合いたいって言ってるだけど、実際付き合っちゃえばさぁ、こんなビラの事はすぐ忘れると思うし、だから、アイツと仲直りしてさ
でも、しったかは野ブタの事をきったねぇって言ったんだぜ!
そいつはアイツも反省してるんだ、だからさ、アイツの事を許してやってほしいんだよね、まだ怒ってんの?
やっぱり、好きでもない人と付き合うのはよくないと思う
そんなのみんなやってる事だしさー、人と上手くやっていこうと思ったらさそういう経験とか必要だし、だってお前人気者になりたいんでしょ?だって人気者になりたくて頑張ってるんじゃないの?違う?
べつに…
べつに?えっ?俺たちその為に一生懸命頑張ってるんじゃないの?じゃあさ、人気者になりたくないの?
うなずく野ブタ
は?俺1人で馬鹿みたいにじゃん!お前こんなビラが出回ってんだぞ!お前なんてすぐに誰にも相手にされなくなるよ、ねぇ!
じゃあ、お前はそのビラ信じてんのか?
信じてるとか信じてないとかじゃなくて、まぁ、信じてねーけど、こんなのあちこちベタベタ貼ってあんだぞ!みんながそういう風に思うのは時間の問題じゃんかよ
ビラが出回って野ブタの価値が下がるから、今のうちに叩き売れ〜って、そういう風に聞こえるんだけんど!野ブタは野ブタじゃん!ビラ出回ったって、ここにいるのは俺らが知ってる野ブタだし、何も変わってないじゃんか!
修二が教室に戻るとマリコの悪い噂が広まっていた、気になった修二はマリコのもとへ行く
昨日のデートのせいでさぁ、マリコにまで変な噂流れちゃってるからさ
本当の事は修二が知ってくれているからいいの、だからいいんだって!誰か1人だけ本当の事を知っていてくれれば十分!本当の事は修二が知っていてくれているからいいの!
下校中…
しゅ・う・じくん!野ブタの後つけてんのよ〜
犬と笑顔の練習して神社で頭下げて八百屋で野菜眺めて花屋のおばさんと話してた
俺たちさ野ブタの事なんも知らないよね?っていうか、知ろうとも思ってなかったっしょ!野ブタの願い知ってる?いつか人気者になってお前にありがとう!って言うことなんだっちゃ!
野ブタ〜!修二くんが、お前に話があるってよ!
俺やっぱさ、俺がお前を人気者にしたい!
ー修二の心の声ー
そしてくだらねー事でお腹の皮がよじれるぐらい涙流して笑うとこを見てみたいんだよ…ビラは言う通りただの紙切れになってデートは予想外の展開をみせた
小谷さんが助けてくれたの、うちのおじいちゃんなんだ!ありがと!
ー修二の心の声ー
野ブタに友達が出来た、俺は今わけもなく思っている、負けたくない、人の幸せを素直に喜べねーやつだけには、俺は絶対に負けたくない!
とうとう、葵…
出て来ちゃいましたね
ていうか、
いい事言いまくりの
彰のカブ上がりまくりの回です
ソレナ!
文字数オーバーで
デートのレクチャーシーンを担任の横山に見られるとこと、修二の父親とのクダリはカットです