9月13日 第2日 パリ

 

機内で何とかかんとか十二時間程度を過ごすと、ほぼ定刻の午前6時半にパリ、ドゴール空港(CDG)に到着、無事に出発点に立った。後は自力だ、頑張ろう。

 

今日の宿泊は空港からバスで15分程度の所にある超リーズナブルホテル。

幸い定刻に着いたので半日の自由時間がある。ということで今日は6年振りのパリ見学をすることに。と言ってもパリの主たる場所は回っているのでパリオリンピックの開会式に出て来たセーヌ川クルーズ+妻お気に入りの6年前に食べたシャンゼリゼ通りのレストラン レオンでのムール貝ランチと決定。

 

無事に入国審査を通り、バッゲージクレームで荷物を取り、、

先ずは、下調べしていた荷物預かり所探し。運良くすんなりと荷物預かり所を発見。数組が受付の前に並んでいる。10分程度かそれ以上か、待たされる。それに同行の妻がブツブツ「効率悪い!コインロッカー探そう」ブツブツ。焦っても仕方がないのにブツブツ、ブツブツ。コインロッカーなんて無いのに。

(荷物預かり所)

 

スーツケースを預けて、RER(鉄道)バス、メトロの1日切符を購入し、RERホームへ行きかけたが、明日朝、Budget社のレンタカーを出来るだけ早く借りたいので、今日、Budgetの場所を探してみようと1人で探索。幾人かに聞いても分からない。空港関係者の思わしき人に尋ねると「1階下だよ」って。ところが探しても見つからない。戻ってその空港関係者にその旨伝えると、「知らない」って。結構いい加減だ(フランス人?個人の問題?)それともジャパニーズイングリッシュが通じていなかったのか? それは別として、明日、Budget社、すんなり見つかるのかなぁ、、一寸心配。

 

諦めて、RERでパリ中心部へ、そこでメトロに乗り換え。メトロの番線は分かるが登りか下り(?)かが分からない。エッフェル塔方面の乗り場を通行人に尋ねる。エッフェル塔の英語もフランス語も勉強せずに、I wanna go to the ‘Effel’ tower(エッフェルタワー)と言ったが、通じない。The tallest towerとか色々言ってたら何とか分かってもらった。(後で調べたら、エッフェルタワーってフランス語でtour Eiffel トゥリーフェラ?って感じだった。英語の発音もアイフルタワーってところ?)

(RER)

 

その間、我が奥様は「一旦地上に出てエッフェル塔がある方向を見定めて進むべき方向を決めれば良い」って言い張る。これには口あんぐり。

 

そうこうして、クルーズ船着き場最寄りのエッフェル塔駅に到着。下車して5分徒歩、セーヌ川クルーズ会社パト―バリジャン船着き場に到着。

 

1日切符を持っていたら割引があるってガイドブックに書いてあったので聞いたら、10時に近くの切符売り場だったら割引けるとのこと。諦めて、そのまま10時発のセーヌ川1時間クルーズに乗船。

 

クルーズから見る建物などは、、エッフェル塔、ルーブル美術館、ノートルダム寺院など殆ど過去に見学したことのある場所であるが、幸い、日本語のオーディオガイドもあり、結構、復習出来て、楽しむことが出来た。

 

 

(ルーブル美術館)

 

また、セーヌ川には橋上にオリンピックのために設置された階段椅子などが残っていた。トライアスロンで話題となった水は深緑気味で濁っていてとても泳ぐ気がしないような外観をしていた。また、6年前にもじっくりと見学したノートルダム大聖堂は周りにクレーン車が囲み、修復過程にあった。

(セーヌ川の水)

 

(修理中のノートルダム大聖堂)

 

下船後、メトロの入り口を、近くにいた絵の露店主に聞き、凱旋門へ。凱旋門で下車し、地上に登ったら凱旋門付近はオリンピックの後片付けの影響による通行止めで、シャンゼリゼ通りへはかなり歩かされた。そうして念願のレオン付近に行ったら店が見つからない。近くのレストランの女店員に聞くと、閉店したとのこと。結構歩いた上での結果がこれで、奥様はご機嫌最悪。

「だから、今日はパリに出ずにホテルでゆっくりしてて良いよって言ったでしょ!パリに出たいなんて言ってないでしょ!」

 

ご機嫌を直すためにはとネット検索。同店は何店かあり、凱旋門の先(シャンゼリゼ通りとは逆側)にあることが判明。重い足を引きずって10分以上歩いたところで店を発見、、奥様念願のムール貝(+適当に頼んだ料理(タラのムニエル/ラタトゥユ?))を口にし、奥様、ご機嫌回復。「パリに出て来て良かった!」

 

 

その後、メトロとRERで空港へ。荷物預かり所で荷物を引き取り、内シャトル(空港内シャトルCDGVAL)に乗って、ホテル方面へのバスの発着所がある第3ターミナルに。第3ターミナルでは22番線バスに乗り、ホテルから100m程離れたところのバス停に無事に到着。

と書くとスムーズに移動してるようだが、多くの人に尋ねながら、何とかかんとか到着出来たっていうところである。それにしても、当然だけど、フランス語、さっぱり分からない。英語も余り通じない。流石フランスっていうことなのかな?

 

一方、Google Mapってとても役立つ。行きたい場所を入れると即座に交通機関情報を提供してくれる。個人的には日本ではGoogle Mapは交通機関情報調査に使用出来ることは知っているが余り使わず、他のアプリを多用している。が、パリ(外国)でこんなに役立つとは思いもしなかった。レストラン他探索も同様である。(6年前は世界の路線図っていうアプリを使用した。これも便利だった。)

 

そうして、午後5時半頃 ホテルチェックイン。

 

フロントで、空港へのシャトルバスがあると言うので明日の朝分を予約。ところが朝7時半発1人分、8時発1人分の空きしかなく、やむなくそれを予約した。ということは奥様とバラバラに空港へ行くことになる。空港ではシャトルバスからは同じ場所に下ろされるとは思うけど、あの奥様のこと考えると、心配で、心配で。結局、万が一の時には9時に荷物預かり所にて落ち合うということにした。勿論、それぞれに携帯(スマホ)を持っているのであるが。

 

また他の心配事、Budget社の場所、をホテルに調べて貰った。ターミナル2Fと2Eの間、2階という。

 

そうして、長い1日を終え眠りについた。その中で明日の心配事が脳の中をうろついていた。