2月7日 

今日はコテッジに手配して貰ったチャーターボートでインレー湖見物し、18時発の夜行バスに乗り込みバゴーへ。

朝食はコテッジで久々の洋食+シャンヌードル。シャンヌードルはこれで何食目かになるが、場所、店によって多少の違いがある感じ。ここのヌードルは中でも美味しかった。

 

予定の8時にボート屋さんが来て、5分程度ついて行くとと、ボート乗り場に到着。ボートは15分位か一直線の運河(ニャウンシェ運河)をかなり早い速度で南下、インレー湖に出た。

 

初めて見る漁の舟などを目にしながら進んで行き、最初に案内されたのは水上の銀工房(ここで奥方ネックレスを購入、機嫌良好。)、そして信仰を集める黄金の団子の様な仏様が祀られたファウンド―ウー・パゴダ。次にインレー湖のハスを使用した織物工房。

 

昼食は水上レストランでインレー湖の魚料理。そのレストランの従業員は皆若い。ミャンマーは彼らの力で今後発展して行くのだろう。

 

その後、幅の狭い川を5Km程遡って行き、14~18世に建てられたという小仏塔が立ち並ぶインデインに到着、下船。ここでは両側に店が並び、数百メートル続く参道を進むと本殿(?)が。またインデインの船着き場では川で洗濯している姿や首長族の親子に遭遇。

見学後川を引き返し19世紀建造の554本の柱が立つ水上木造寺院、湖に生育するウキ草を使って作った農地、浮畑を見ながら、朝来た運河を戻り、コテッジに帰還。

 

夜行バスは午後6時出発。ホテルピックアップなので指定の5時半よりロビー待機。が、またもやすんなりとピックアップが来ない。10分前、5分前になっても。ついに6時を過ぎる。そして6時5分過ぎにピックアップが。生真面目な人間にはミャンマーでの生活は実に精神的に良くない。

 

ピックアップは数分走ってバスターミナルに到着。多くのバスと人で大賑わい。既に出発時刻を過ぎていたが、まだ出発までには数分掛かりそうだし、トイレに行っては方が良いのではと思い、トイレの場所を聞いた。

 

Marketだったか、Restaurantだったか言いながら、30~40m先の店を指してくれたので、陽が落ち急速に少し暗くなった中を小さな店の前に走って行った。がトイレは見当たらない。

走り戻って再度聞くと、前とは少しばかりずれたと思われる方面を指した。一寸した広場らしき所、、今考えると、ここがMarketだったのかも、、、を走り抜けて行くと、確かにトイレのドアの様なものがずらっと並んでいる。が、全て鍵がかかっていて入れない。トイレの直ぐ前に汚れはてた母子が座り込んでいたので、Where is a toilet? と聞くと、怪訝な顔。ほぼ暗闇になった中で、その目が異様な光を放った。

 

もう、トイレは諦めようと思ったが、後1、2分と思い、その右手の路地を入ると、10m四方位の裏奥の空地に出た。そこはまるで暗闇に包まれたスラム街の中。その一角にボロ屋が、そのドアから灯りが漏れている。大きな声でExcuse me, where is a toilet?と叫ぶと、中から2人程、顔を出し、右手のフェンスを指した。確かにその奥にはトイレらしきものが。

ところが、フェンスに入るドアには鍵が掛かっている。あぁ、ここまで来たのにっと思いながら、「It’s closed」といったかどうか覚えていないが、何か叫ぶと、そこに年寄りが鍵を持って来て、鍵を開けてくれた。ドアの鍵が壊れているようなトイレで用を果たし、「Thank you」と大きな声を出しながら、スラム(?)の一角を抜け、バスに一目散。バスには何とか間に合った。

 

その間、5分位か7分位か、後で考えると、「暗闇に包まれたスラムの一角をトイレを探して走る悪夢」見ていた様な気がする。

インレー湖で生活する人々と生活の基盤の漁り船、浮畑、心の拠り所の寺院、パゴダ、、、今後、これらを忘れることは無いであろうが、トイレを探した5、7分のことも忘れることは無いであろう。

 

バスは横2+1座席のゆったりしたVIPバス。バスは6時20分を過ぎた頃か、次の目的地バゴーに向かって出発した。

久々の洋食

ボートに乗り込む

運河を南下

湖に出る

漁の舟

観光客と寺院

銀細工工房

首長族モデル

ファウンド―ウー・パゴダ

団子の様な仏様

織物工房

水上レストランへ

魚料理

若い従業員

インデン全景(ポスター)

インデン 仏塔群

川で洗濯など

首長族に遭遇

木造寺院

観光客水上住宅

浮畑

 

ピックアップ三輪

夜行バス(トイレ休憩)