掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とか…
掌蹠膿疱症という治療の難しい病気になってしまい
現在、色々な治療方法を試してこのページへメモしています。
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掌蹠膿疱症Q&A

Q1.ウミが溜まっていますが、ばい菌が入っているのですか?


A:この皮膚病のウミの中には細菌(ばい菌)や真菌(カビ)などの菌はいません。したがって、手足から体のほかの部位に感染することはありません。しかし、ウミを自分で出そうとして針や爪楊枝でつきますと、二次的に細菌が増え、腫れて痛くなることがありますので、注意して下さい。


Q2.手や足だけでなく、体に出ることはありませんか?


A:重症な患者さんでは下腿(すね)や膝、稀ですが赤いぶつぶつが体にも出ることがあります。私たちは、これらをまとめて掌蹠外皮疹と呼んでいます。掌蹠外皮疹が認められる症例は比較的少なく、一般に、手や足より容易に治療することができるので、あまり心配しなくてよいと思います。


Q3.内臓が悪くてこの皮膚病にかかるのですか?

A:外の環境と接する扁桃腺や歯、鼻などに細菌による慢性炎症があると掌蹠膿疱症が生じることがあります。私たちはこのような病変を病巣感染と呼んでいます。自覚できる症状がなくても、耳鼻科や歯科の専門の先生の診察で初めて病巣感染がみつかることもあります。


Q4.金属が悪さをして出ることもあるようですが、ほんとうですか?


A:海外での報告は少ないのですが、日本では歯科金属(パラジウムなど)に対するアレルギーが引き金となり掌蹠膿疱症が発症した事例が報告されています。病巣感染がないのに治りにくい場合や、金属アレルギーが疑われる場合は、パッチテスト(疑われる金属を実際に皮膚に貼り皮膚反応があるかどうか調べる検査)を受けて下さい。もし、陽性であれば、歯科の先生に相談し、陽性を示した金属が歯科金属に含まれるかどうか調べた上で、歯科金属の交換を考慮します。


Q5.どんな治療法がありますか?


A:病巣感染や金属アレルギーなど、病気を悪化させる要因があれば取り除くようにします。もし、これらの増悪因子がみつからない場合は、対症療法を行ないます。先ず外用療法を選択します。かゆみが強かったり、新しい皮疹がたくさん出る場合は強いステロイド軟膏を使用し、良くなってきたら弱いステロイド軟膏や活性型ビタミンD3軟膏に変更します。皮疹が頑固な場合は紫外線療法や短期間のビタミンA誘導体の内服を行うこともあります。


Q6.ずっとステロイドを塗っても副作用は大丈夫ですか?


A:顔や陰部など角層(皮膚の最表層にある薄い層)が薄い部位では軟膏の吸収がよいため、強力なステロイド軟膏を外用しているとその皮膚が薄くなったり、皮膚が赤くなるなどの副作用があらわれることがあります。しかし、手足は角層が厚いので、副作用は出にくく、もし、副作用があらわれても、外用を中止したり、弱い軟膏に変更すれば心配ありません。また、手足の狭い範囲にステロイド軟膏を塗布したからといって、体のほかのところに副作用があらわれることはありません。


Q7.この病気は一生治らないのですか?


A:患者さんのうち2~3割は病巣感染や金属アレルギーが関与していることがわかっていますので、積極的に検査して、治療すれば掌蹠膿疱症も治癒が期待できます。残念ながら、患者さんのうち7~8割は検査をおこなっても原因を突き止めることができず、対症療法を受けることになります。しかし、安心して下さい。長い間、患者さんの経過をみた研究によりますと、ほとんどの症例が自然に治ってしまうことがわかっています。治るまでの期間は報告者によって異なりますが、平均で3年から7年とされています。ですから、それまで対症療法により、症状を軽くして、生活する上で支障がないようにコントロールしていきましょう。


Q8.胸の中央が痛むのですが、心臓や肺が悪いのでしょうか?


A:この病気に関係して肺や心臓に異常は生じませんが、掌蹠膿疱症の患者さんの約10%で関節や骨に炎症があり、痛むことがあります。この症状は胸骨と鎖骨、肋軟骨の結合部に最も多く認められますが、その他、くびや腰などにも痛みが生じることがあります。症状がひどい場合は、整形外科の先生と相談しながら治療する必要があります。


Q9.タバコはやめた方がよいですか。


A:掌蹠膿疱症の患者さんのうち、約80%の人が喫煙者です。禁煙しても、多くの場合掌蹠膿疱症が治ることはありませんが、この際ですから、健康を考え禁煙あるいは節煙してはどうでしょうか。


Q10.その他、日常生活で気をつけることはありますか?


A:因果関係は必ずしもはっきりしていないのですが、糖尿病や甲状腺疾患を併発することがあります。喉の渇き、疲れやすい、動悸息切れなど思い当たる症状がありましたら、検査を受けて下さい。また、症状がなくても、稀にそのような病気が検査でみつかることがありますので、掌蹠膿疱症の症状が長引いている場合は検査を受けて下さい。


Q11.他の人にうつったり、子供に遺伝しますか?


A:他の人にはうつりませんので安心して下さい。遺伝に関してですが、海外ではある免疫遺伝形質(HLAB5、HLA-Bw35)を持つ人に掌蹠膿疱症が発症しやすいと報告されています。しかし、日本ではそのような傾向はなく、家族で発症したという症例も稀です。

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皮膚科Q&A:第27回:掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう) より

掌蹠膿疱症とは?

 掌蹠膿疱症はウミが溜まった膿疱と呼ばれる皮疹が手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に数多くみられる病気で、周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返します。

ときに、足と手のほかにスネや膝にも皮疹が出ることがあります。

皮疹は小さな水ぶくれ(水疱)が生じ、次第に膿疱に変化します。

その後、かさぶた(痂皮)となり、角層(皮膚の最表層にある薄い層)がはげ落ちます。

後にこれらの皮疹が混じった状態になります。

出始めに、よくかゆくなります。

また、鎖骨や胸の中央(胸鎖肋関節症)やその他の関節が痛くなることがあります。

足の皮疹は水虫によく似ていますので、診断をはっきりさせるために皮膚表面の角層を一部取り、顕微鏡で調べて、水虫を起こすカビ(白癬菌)がいるかどうか調べる必要があります。

その他、間違いやすい皮膚病としてかぶれ(接触皮膚炎)や乾癬などがあります。

はじめに。

どうにもこうにも…

体の状態が全く良くならないので
時間潰しというか、、気を紛らわすって意味も含めて
「しょうせきのうほうしょう」という病気のまとめページを作ってみようかなーって思っています。

私の治療の記録メモにもなっています。
体調が良い時しか管理出来ませんが、
ぼちぼち気長にやっていこうかなぁ~って思っています。

現在は
鎖骨の痛みは取れているものの
腰の痛み、首周りの痛みがひどく何一つ1人では出来ない状態です。

歩くのは松葉杖、トイレに行くだけでも数十分かかり
寝返りする度に痛みで目が覚めてほとんど睡眠はとれてない状態です。

寝返りが痛いからそのまま意識して動かないで居ると
床ずれでもおこすんじゃないかって感じの体の痛みに変わるんだけど。。。

とりあえず今は早く元気になって動き回りたい。
普通の事を普通にやりたいですね!!