いやぁ、ここ数年
紅星牌の値上げがえげつないですね。
紅星牌に代わる紙を探しては
みたものの
なかなかない中で
紅星牌華龍箋が発売された事は
少しは喜ぶべき所かなぁと。
昔使っていた
キョー和さんの蘭亭牌は
墨の吸い込みが良く
淡墨にも重宝してたんですが
工場の水没で
なくなく諦めたものです。
今の蘭亭牌も悪くはないんですが
物足りないんですよね。
ここ2,3日
WEB個展の第100弾に
慶花堂で格安で手に入れた
紅星牌の小サイズを使いました。
かほる店長から
「相当古いわよ」と言われては
いたのですが
開けた瞬間から古さが
分かりました。
画像だと分かりづらいのですが
少し黄色いというか
クリーム色なのです。
なぜかと言うと
原料の漂白をしていない
自然の色という事です。
昔、高校時代の恩師や
お世話になった書道用品店の
営業部長から
聞いてはいたのですが
なかなか古いものは
運次第と言われたものです。
墨を入れると
浸透圧が良く発墨もいいので
これ以上は使わず
神のみぞ知る次の個展に向けて
保存しておきたいと思います。