WEB個展 第99弾
鈴々舎馬桜の句
雨上がり
遠音に聞こえる
花火かな
同郷栃木の大先輩である
三遊亭歌橘師匠が
きっかけで
ご縁が繋がった
鈴々舎馬桜師匠の句です。
毎朝FBをあけると
師匠が朝の1句を載せていて
1回くらい
試筆したいなぁと思い
師匠にお願いして
何句が試筆したのですが
ここ1ヶ月の高温多湿で
墨が言う事を聞いてくれず
まして、淡墨は
何種類か墨を混ぜて
落ち着かせないと
基線(きせん・書いた線)が
くっきり出ないので
しばらくの間
延び延びに
なってしまいました。
で、今日は
体の調子が多少なりとも
良かったので
久々に墨を磨りました。
筆は使い古して
大分朽ちてきた羊毛
墨は鈴鹿墨
「竹丸」「蒼玉」
「亀堂作別製青墨」
「淡墨絶妙」を少しずつ。
紙は紅星牌の裁断した際の
残りです。
濃墨でも書いたのですが
この酷暑の暑苦しさなので
青墨(せいぼく)の淡墨で
清涼感が出ればと思いました。
ここ数年
業界から干されている身ですので
いい気分転換になりました。