ふと思う事。 | 青木瑛の書道日記

青木瑛の書道日記

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専門は漢字書と近代詩文書です。
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コロナの終息祈願キャンペーンと
題しての無償筆耕を
始めてから1年以上が
経ちました。

始めた頃
「何でそんなことするの?」と
言われたことがありました。

私自身、コロナで仕事が無くなり
NHK教室も閉鎖
コロナ発生の最初の頃は
毎日展と創玄展も延期に
なりましたし
結局する事もなかったわけです。

基礎トレーニングである
臨書ですら
面白くなくなっていたくらいです。

で、ツイッターを始めた頃
あるツイッターを見たのが
キッカケでした。

それは、演芸写真家の
橘蓮二さんのツイッターでした。
何をしたかと言うと
数日間限定で
無償でアー写を撮ると言うもの
でした。

ならばと
私の場合、仕事内容が内容なので
期限を設けず
とりあえず限定5組で
試しにやってみようと
各種SNSでの
宣伝をし始めた訳です。

で、有難い事に
舞台の題字や
長い事懇意にさせて頂いてる
同郷栃木の大先輩
三遊亭歌橘師匠
新たなご縁で
鈴々舎馬るこさんの
YouTubeチャンネルの題字を
手掛けることが出来ました。

で、案外好評だったので
あっという間に
5組終わった所で
新種のオミクロンが発生し
もう5組請ける事にしたのです。

ハッキリ言いますが
私のような若い作家でも
規模の大きさにもよりますが
普段の筆耕料は
最低5桁は当然です。
その筆耕料でも
このご時世安すぎるくらいです。
なぜなら、この依頼のおかげで
道具を揃え、公募展活動をして
所属の年会費も賄うわけです。

あんまり書きたくないのですが
初めて個展をやった時
大作が欲しいとの事で
業者に見積もり等々出して貰い
先方に言ったら
けんもほろろに無かった話に
されました。
要は貰うつもりでいたのです。
因みに相手は
地元大手建設業の社長でした。

そう言った方には
今後欲しいと言われても
売るつもりもないですし
依頼を請けるつもりもないのです。

私は、作家の仕事を認め
大事にしてくれる方と
仕事をしたいと思ってます。

が、今はこのご時世なので
舞台の題字の場合は
題字の原本の送料だけ
ご負担いただき
フライヤーに名前を載せて頂き
宣伝してもらう事
そして、あわよくば
御招待してもらっています。

特に劇団の舞台は
下手すると赤字同然です。
来てもらってナンボの世界を
私は大事にしたいと思いますし
その劇団が数年先に
数百人規模の劇場で
公演をしてほしいと
願っているからです。

私も
良い御縁を大事にして
書作をしていきたいものです。

※あと3組
 依頼内容によっては
 お断りする場合もありますが
 場合によっては
 紹介でも請けますよ。