WEB個展 第33弾 平塚らいてうの言葉&句 | 青木瑛の書道日記

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平塚らいてうの言葉

「元始 女性は 太陽であった」

 

平塚らいてうの句

凍る夜の 風にけされる 猫の恋」

 

 

 

本日、女性解放運動家

平塚らいてうの命日です。

 

没後丸50周年だそうです。

 

 

先日、記念館である

平塚らいてうの家に俳句4首書作品を

寄贈させていただきました。

米田佐代子先生から貴重な資料を頂いたのは

2019年でしたが

なかなか書く機会が無く

本年没後半世紀と言う節目の年にあたり

揮毫いたしました。

 

米田先生には折に触れて

応援して頂き

数々の貴重なお話や資料のコピーも

提供して頂いてますので

かえって恐縮しています。

 

さて、今回は

らいてうの名言と句を揮毫しました。

 

名言は文芸誌「青鞜」を創刊した際の

創刊の言葉です。

NHK連続テレビ小説「あさが来た」でも

大島優子さんがらいてう役を演じらた事は

朝ドラ好きやらいてうを研究されている方々には

知る人ぞ知る話です。

また、二兎社公演「私たちは何も知らない」も

らいてうの生涯と青鞜がテーマでした。

 

今でこそ、女性の活躍が目立ってきましたが

先進国の中ではまだまだ女性管理職等が

少ないもの現状です。

 

そこへきての

どっかの誰かさんやどっかの政党さんによる

女性蔑視が問題になっていて

未だ解決の糸口がないのも

如何なものかと思う今日です。

 

 

 

 

 

さて、もう1点は「句」です。

実は寄贈作品の候補になっていましたが

どうも、しっくりこなくて

今回は見送りとなりました。

 

 

サイズは4尺×8尺(120×240)で

景品で頂いて草稿用で使ってる安価な紙です。

 

墨は鈴鹿1分墨を濃墨で。

案外良かったです。

 

今年は記念行事も予定されているそうで

コロナが落ち着く事を願いつつ。