父 | 青木瑛の書道日記

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 父 ○三


 元気だったら、昭和15年生まれの74才。



 富士重工業勤務後に


 写真現像職人になる。



 それも、普通の写真ではなく


 病院の学会で使う医学写真の職人でした。



 歩む道の歩き方が一番そっくりと 母が言う。


 

 あと、3兄弟で丸々コピーしてできたのが


 アンタと言う。



 そういえば、最近顔が似てきたか?




 毎日の線香が欠かせない。


 昔は、線香が嫌で仕方がなかったのだが


 今はあげないと気が済まない。


 そういう齢になったのか。



 私の活動を父は空からどう見ているのだろうか?


 喜んでくれているのか?


 呆れているのだろうか?


 

 私は、後者のような気がする。



 

 最近、父の事をバカ話出来るようになってきた。


 随分時間を要するんだなと


 改めて思った。



 ウン十年先に


 私が嫁貰ったらどんな反応するかな?


 まぁその前に出来るかどうかの問題だけど。



 最近、母が


 「アンタ、良い人いないの?」と。


  

 「いたら、ちゃんと報告してるよ」。



 安心させてあげたいけど


 私の恋活は、まだまだ先の話です。




 理想は、一番上の兄貴夫婦かな。


 兄は義姉ちゃんで良かったと思う。



 馬鹿な弟持って大変でしょうけど。




 兄ちゃんとこの


 鮭男(しゃけお・フレンチブルドッグ)に


 会いたくもなった。


 同居しているおじ(義姉の父)にも


 会いたいね。




 父は、相変わらずオソラで


 キリンラガーかな?



 

 今、気持ち的に淋しいんです。