2014年10月2日から10日までポルトガルに個人旅行に行ってきた。
その記録。
<1日目~エヴォラ~>
主な観光地
・Se 大聖堂
・ローマ公共浴場跡
・サン・フランシスコ教会
・ロイオス教会
・ディアナ神殿
・エヴォラ大学
アメリカからスペインのマドリッドを経由してリスボンへ。
マドリッドの空港は広くて綺麗だった。しばし仮眠。
乗継便のゲートが2時間前にならないとわからないのには驚いたな。
リスボン空港に到着すると、私の荷物が届いていないことが判明。
人生初のLost Baggage。英語があまり通じなくて困った。
とりあえずどうしようもないので目的地エヴォラ(Evora)に向かう。
まずは空港からバスターミナルへ。
私の心を反映するかのように空っぽでさみしいバスの中。
エヴォラはリスボンの西、アレンテージョ地方に位置する古い街。
こぢんまりとしたかわいい街だ。
街はこんな城壁に囲まれている。
まずは街の中心のジラルド広場へ。
カフェが広場に席を設けていて青空の下でコーヒーを楽しめる。
私も時間に余裕があったら寄りたかったな。
10月5日通りを抜け、Se(大聖堂)へ。
屋上に登るには別料金が必要だったけど、ここが大正解!
お天気が良かったこともあり、遠くまで素敵な風景を眺められた。
屋根がみんな赤土色(っていうのかな?)できれーい!
観光客もそこまで多くなくて、自分のペースで観光できるのが素晴らしい。
屋上から眺めた中庭。
このあとぐるっとこの回廊を歩いたよ。
大聖堂の中では地元の聖歌隊らしき人たちが合唱練習中。
和音が聖堂の中で響いてとてもきれいでした。
16世紀に天正遣欧少年使節も訪れたんだって。
お土産物屋さん。
ポルトガルのトレードマークの鶏モチーフのお土産がずらり。
私はここで明日着るTシャツを購入。
観光客らしく思い切ってリスボン市電柄にしてみました。
エヴォラの街は古いと書いたけどどのくらい古いと思う??
ローマ時代だよ!
これがローマ時代の公共浴場の跡。テルマエ!
なぜか市庁舎の中にあった。
地球の歩き方には載っていないみたいだけど、ぜひ訪れるべき!
街中のお店のディスプレイ。
その日のテーブルに並ぶであろう野菜やお肉、お魚などが飾られています。
カラフルで楽しい。
美味しいお店を見つけるコツは、新鮮そうな材料が飾られているかどうかなんだとか。
ポルトガルには昔の修道院や城を改装した国営ホテルPousada(ポサーダ)がある。
エヴォラのポサーダがこちら。
ここのディナーを予約していたので楽しみにしていたのだが
後日その日に私の荷物を空港にとりに行く羽目になり断念。
このホテルはそこまで豪華ではないけど評判が良かったので悔やまれる。
エヴォラで一番行きたかった場所。サン・フランシスコ教会。
この教会には壁や柱が本物の人骨で作られた人骨堂がある。
5000体もの人骨がひとつの場所に納められている様には圧倒されたけど、
たくさんありすぎて逆にこの目が信じられないというか現実味がなかった。
しかも教会自体が改装中で、目玉のミイラが一時的に取り外されていたので残念。
人骨堂内部は撮らなかった。この写真は教会の祭壇付近の写真。
こちらはロイオス教会。
ポルトガルはタイル装飾(アズレージョと呼ばれる)が美しくて有名なのだけど
この教会のアズレージョは綺麗だった!
カメラの極色彩モードで撮影したらえらいことに!
ここにも足元に人骨が納められていた。
エヴォラで見逃せないのがディアナ神殿だろう。
街中にいきなりドンと出現する。
2~3世紀頃にローマ人によって建造されたらしい。
色々な時代の建造物が共存しているのが面白い。
こちらはエヴォラ大学の中庭。
学生たちが腰かけて談笑している。穏やかな昼下がり。
小さな大学だったけど、こんなに歴史を感じられる中学べるなんて羨ましい。
最後はこの街にある日本食料理屋さんの外観。
Samurai。
一体どんな料理が出るのか怪しげだけど、
日本文化が遠くポルトガルのエヴォラにまで伝わっていると思うと
少し嬉しい気持ちになった。