いい天気です☀お出かけ日より&お洗濯日より👕
自宅からは遠いのですが、是非もう一度行きたいと願っていた音楽ホールに出かけました。今日はリサイタルを聴きます。
音楽ホールの前だって この景色
20年前に来たときと変わってない。
あれから20年…ここまで変わらない場所も珍しいのでは。
天井が高ーくて、小ぢんまりとしていてとても響きの良いホール⛪
ドーム型の天井を見上げているとヨーロッパの田舎の教会にいるような心地がします。
天井の木材は「松」です。ギターの材料になる種類だそうです。これ全部が楽器になれたのかと思うと、なんとも贅沢な造り。このホールは「ギター文化館」といいます。
マヌエル・カーノというギタリストの貴重なギターコレクションを収蔵しています。
クラッシックギター界隈で「ギターの聖地」と呼ばれているそうです。
20年前は津軽三味線を聴きにきました。今日は「ギター文化館」らしくクラシックギターのリサイタルです🎻
岡本拓也さんです🎻
クラシックギターらしいプログラム🎻1番聴きたかったのはSchumannの「胡桃の木」です。
どの曲も語りかけるような音色が素敵でした。
そして岡本さんのギター🎸カッコイイ💕
小さいギターだと思ったら、19世紀作製の古いギターだそうです。留学中に出会ったとか。明るく軽やかで柔らかな音色のギター。小ぶりで洒落てて美しいギターです。若い岡本さんに粋でダンディなギタリストの姿が重なりました。
どんな楽器も迎え入れたところから、演奏者と共に育つんだと思います。人間よりも長い時代を生きて、国を渡り、演奏者の手に触れて。
「育てる」なんて上から目線じゃなく、共に過ごして互いに育つ。世の中なんでも便利で速いのに、練習しても進まない。しっくりこない日々の中、ふと呼びかけると応えてくれる。掴めなかった感覚がストン!と落ちて「そうだったんだ」と納得する。
音楽を続けてきて良かったと思う瞬間です。