2年前を振り返る。

 

ホテルの一室で目が覚めた。

今日(2/1)が本番なのに、あまり実感は湧かなかった。

低学年から朝学習の習慣が身ついている娘は、いつも通り起き、慣れないホテルのテーブルでノートをペラペラめくり最終確認をしていた。

もう見慣れたはずの勉強する娘の小さな背中をみながら、まだ小学生なんだとあたらめて感じた。

 

朝食を食べる為に、下に降りていくと、同じ学校を受験するであろう何組かの親子と一緒になった。

 

無言で朝食を食べる親子

優雅に談笑する親子

間違えやすいポイントを確認する親子

緊張しているのか早々に部屋に戻る親子

 

この中の誰かが合格し、誰かが落ちるだろう・・・

そんな当たり前のことがふと頭をよぎった。

 

支度をし受験校に向かう道の途中、駅から来た受験生の人混みに合流する。

人気校だけあって受験生の数も予想通り多い。

門の前では先生方が次々に受験生を迎え入れる。

私は娘に声をかける間もなく、リュックサックを背負った娘の姿は門の中に消えて行った。

しばらく外から眺めていると、一瞬だけ娘の姿が見えた。

周りの親子は、試験に向かう子供に最後の応援を送っていたが、クールな娘はさっさと行ってしまい、送り出す時にかけようと思っていた言葉も、励ましもできないまま、本番がスタートしてしまった。

あっけないスタートだ。

ホテルに戻ろうか迷ったが、近くのカフェで時間をつぶすことにした。

カフェ内は案の定、受験待ちの親ばかりだった。

はっきり言ってこの後の記憶はほとんどない。

この日から始まった一週間は本当にあっと言う間でした。

 

 

受験生に送る応援歌、3日目

 

それでは本日の一曲

FUNKY MONKEY

「ちっぽけな勇気」

 

 

俺たちはまだちっぽけで 手のひらの中には

この手のひらの中には 何もないけど

雨に打たれ 風に吹かれ でも諦めないから

でも諦めたくないから

きっといつか何かを掴むんだ

俺たちはまだちっぽけで 手のひらの中には

この手のひらの中には 何もないけど

雨に打たれ 風に吹かれ でも諦めないから

でも諦めたくないから

きっといつか何かを掴むんだ

 いい歌詞ですね。

 

 受験生の皆さん、こころより応援しています。

 明日も明後日もこの先ずっと、いい日になりますように。