関西弁の面白い友達がいる。

彼女は関西出身ではないが、大阪が好きで仕事をやめ単身移り住んだツワモノだ。

そんな彼女は結婚して地元に戻ってきた。

会話のテンポも良く、機知にとんだ彼女と話すことは、今も昔も私にとって楽しい時間だ。

 

ウォーキングが日課の彼女と会うのは案外容易い。

気が向いたときにLINEし合流すれば、いつでも会うことができる。

お互い思い思いに好きな話題を繰り広げる。

音楽や映画、漫画や芸能人、食べ物や仕事の話。

新たな発見もあり、また好きの幅が広がる時間でもある。

 

そんな彼女曰く

旦那さんから固く言われていることがあるらしい。

それは

「政治と宗教の話はするな」

と!!

 

彼女は政治や宗教にも自分なりの考えをもっている。

数年前、社会主義国と資本主義国の話になった時、彼女の知識の深さに驚いた。

私はちょうど、その手の本を読んだばかりだったが、その話題に参戦するのは上記の理由からやめておいた。

 

私は特に自分の主張がないと思っていたのだが、主張がないという主張もある。

 

芸能人には宗教関係者が多いと言われる話から、宗教の話に発展した。

  • 創価学会
  • 幸福の科学
  • 真如苑
  • 統一教会

うわさの人もいるし、公にしている人もいる。

 

宗教に関して、私は良いとも悪いとも思っていなかった。

少し前に世間を騒がせた統一教会の問題には心を痛めていたが、信仰心自体は悪い事ではない。

あえていうなら宗教は信仰心のセールスと考えていた。

日本の宗教法人はおよそ18万ある。

その中には悪徳業者と言えるような宗教も存在するだろう。

売り物が、商品か信仰心かの違いくらいの感覚で、どの世界にも悪徳セールスがいる。

自分の欲求とマッチすればお金を払う。

そんな捉え方をしていた。

 

彼女は宗教について、私より知識があり、より深く考える人だった。

人には譲れない主張があると、相手を納得させたがる。

彼女は話の途中で

「やっぱり政治と宗教の話は、どんなに親しくてもしちゃ駄目やね。」

と笑った。

 

主張がないからと言って、共感できるとは限らない。

 

まさに彼女の旦那さんの意見は正しい。

 

それでは本日の一曲

(sic)boy & KM 

「Heaven’s Drive feat. vividboooy」