先週末、パワハラで会社を辞めたUさん為に、

「3人で送別会をやりませんか?」

と誘ってきたIさん。

 

私はIさんの提案に心の中で”えっ!?”と思う。

申し訳ないけど、考えもしなかった。

そうだよね?

一般的な会社なら、送別会とかあるよね。

IさんはUさんの為に何かしてあげたいのだろう。

わかるよ。

私もこの会社で出会ってなければ、そう思ったかもしれない。

でもね、この会社の人とは仕事以外で関わりたくないとどうしても思ってしまう。

UさんとIさんと私の3人の集まりだとしても、その集まりはきっと、会社や部長、課長に対する不満を二人が口にすることが想定できる。

きっとその話題が中心になるだろう。

だって今までプライベートでは関わりがないのだから。

しんどすぎる・・・。

 

私はそんなことを頭の中で考えながら返答につまった。

 

「んー。ちょっと考えてもいい?」

 

乗り気じゃない私の返事に、Iさんは

 

「凪さんはUさんの事気に入ってるぽかったから~送別会とかしてあげたいかと思って~。Uさんに送別会しましょうって言ったら、嬉しいみたいなこと言ってたし。」

 

・・・。

”気に入ってる”とかの捉え方自体が根本的に合わないなと感じる。

相変わらずIさんは自分本位のモノの考え方だ。

 

しかし、既にIさんはUさんに送別会の話をしている。

私が行かないと言ったらUさんはがっかりするだろうか?

ここは自分の気持ちより、二人のことを考え送別会に参加した方がいいのだろうか?

迷う。でも行きたくないと心が言っている。

 

行けばIさんとも連絡先を交換することが想定できる。

Uさんは会社を辞めるので、会社の愚痴もなくなるだろうが、同じ職場のIさんと連絡先を交換したら今後プライベートで愚痴を聞く羽目に陥るだろう。

それだけは回避しなくては。

 

Uさんの送別会は私にとって今後のプライベートを脅かしかねない問題なのだ。