こんばんは(p‘・ω・〝q)
秋ですねぇ~。
なんて思ってたらもう1年終わりそうですねぇ~。
来年の運勢占いを見てみたけど、前半はパッとしなくて、秋冬は何か実りがあるとの事。
毎日運気絶好調ならいんですけどねぇ~。人生山あり谷あり隙間あり🤗
今日は11/14から始まる、自分のコンサートについて書こうと思います。
毎年コンセプトを決めて、コンサート一つ一つに意味を持たせようと。
演奏家として、作曲することはできないけど、唯一無二のコンサートを作ることが出来たらな、と思って自分自身も毎年楽しみに企画から終演、打ち上げまで過ごしています。
今年のテーマは
「SAX in the Wind」
と題しまして、
吹奏楽の発展の目覚ましい日本において、その渦中に大活躍している作曲家達の曲を集めました。
彼らの音楽は既に日本に留まることはなく、既に全アジアでもトラディショナルとして、非常に多くの人々を音楽の世界に誘っています。
自分がサックスを始めたきっかけも吹奏楽ではありますが、その文化の元に今の自分が居て、良い音楽があるからこそ、人を惹きつける音楽があるからこそ発展し、そこへ自分も飛び込んでいったのだと思います。
今でも自分は作曲家の作ってくれた作品に、気付かないくらい多くのギフトをもらって来ています。作曲家がいないと何もできない、作曲家のお陰で今の演奏活動が成り立ってる、結局一人では何もできないんだなぁ、なんて思う時期もありましたが、それを経て今一度考えました。
演奏家として何が出来るのだろうか、と。
それは、作曲家と自分達の過ごした時代を音楽に刻む事。
100年後に音楽としてもし残るのであれば、そこには様々な人の思いが重なった素晴らしい年輪が描かれる事、その為に自分がサクソフォン奏者だから、今、この楽器の為の曲を少しでも残して行く務めがあるという事。
クラシックの長い歴史より、サクソフォンは僅差によるチャンスを沢山逃して来ています。
ドビュッシーは草稿のみを残したまま世を去り、、ラヴェルはサクソフォン四重奏を書こうとし叶わず、、メシアンへの依頼が後一年早ければ、、ブラームスはきっとサクソフォンを聴いた事がある、、その時代にブラームスを魅了出来るプレイヤーが居たら、、
当たり前ですがこの世に作曲家が居ないと書くことはできない。
そして、もう2度とそのチャンスは訪れない。
唯一、グラズノフが最後にサクソフォン協奏曲を書き上げてくれた事は勿論、この楽器にとって大きな意義を今でも持ち続けています。
ならば自分はそのチャンスを逃すまいと、今回のリサイタルを機に新曲を委嘱することにしました。まずは声をかけてサックスに興味をもっと持ってもらうこと。そして、その可能性を想像してもらい、そこからインスピレーションを持って創造してもらうこと。
勿論サックスの事はよく知っているであろう作曲家達でありますが、現代社会に置いても、勿論ですが遠い昔でも、きっかけがないと曲は産まれない。
どの曲にも「縁」があり、それは音楽を通して巡り巡っていると思うのです。
よって、演奏家としての活動と名曲の数々、これは長い歴史の中で多くの演奏家と作曲家が作ってきた「縁」の産物であり、
無数の曲に恵まれる今だからこそ、
それを受け取るだけではなく、
次の世代へと何を伝え、何が残るのか、
遠い昔の音楽家への敬意と、
未来の音楽家への希望を託す、
そんな想いの詰まったリサイタルにしたく思いました(p‘・ω・〝q)
21世紀初頭にはこんな文化が盛んで、
こんな作曲家がいて
こんなステキなサクソフォンの為の曲を残しましたよ。
その時代に最適な解釈の演奏を
その時代のみんなで楽しんで欲しいなぁ
なんて、超エゴですがね、未来に誰か一人でも今の自分たちの社会に思いを馳せてくれる人がいたなら俺はとても嬉しいなぁなんて思っています。
長くなりましたが、その大きな時間の流れの中で、
初めて音になる瞬間は今を生きる自分たちだけの特権。
誰の手も掛かっていない、誰の前評判もない、
その曲を聴いて自分達が何を考えるか。
心に残る初演祭りコンサートです。
たった1度の、2度と無い経験を作りたく思います!!
素晴らしい作曲家陣の、
一切の遠慮のない曲達を聴きに、
是非お越しくださいませ!
現在は、結構シャレにならないくらい音楽面も技術面もエグい曲ばかりで、
どうしようって思ってますが、
「おおおおお!」ってなる曲ばかりですので、
是非お楽しみにお越しくださいますと嬉しいです。
ピアノは素晴らしいピアニストとして確立している黒岩航紀くん、
そしてゲストに名古屋の若頭、超正統派&誠実派サクソフォン奏者 瀧彬友さんをお迎えして5都市回ります!!
是非ご予約の上お越しくださいませ
なんとスタッフがフォームを作ってくれてご予約はこちらから出来ます
是非、足をお運びいただけましたら嬉しいです(p‘・ω・〝q)
11/14 横浜公演 みなとみらいホール 小ホール
11/15 仙台公演 銀座山野楽器 仙台店 8Fイベントスペース
11/16 大阪公演 ドルチェ楽器大阪店 ドルチェ・アーティストサロン
11/19 名古屋公演 ドルチェ楽器名古屋店 ドルチェ・アートホール NAGOYA
11/20 福岡公演 日本福音ルーテル博多協会
チケット料金
全席自由 一般3500円 学生2500円
曲目programs ※曲順未定
成田勤 / 風の向かうところ
伊藤康英 / オーボエ・ソナタ(ソプラノサクソフォン版初演)
清水大輔 / サクソフォンの為のソナタ
長生淳 / パガニーニ・ロスト (ゲストサクソフォン: 瀧 彬友)
三浦秀秋 / 雨の日(初演)
福田洋介 / 楓の詩(初演)
江原大介 / 新曲初演
井澗昌樹 / 新曲初演
《チケット予約》
メール予約 matsushita.recital@gmail.com
電話予約
横浜公演/03-5458-1521 ノナカ・ミュージックハウス
仙台公演 / 022-797-1028 山野楽器 仙台店
名古屋公演 / 052-218-6377 ドルチェ楽器 名古屋店
大阪公演 / 06-6377-1117 ドルチェ楽器 大阪店
福岡公演/03-5458-1521 ノナカ・ミュージックハウス
それでは、また
ありがとうございました。