ベト・シャンについて | はなこ

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元JW1世。
褒められると伸びるタイプw

『ベト・サリム』については有名な話ですが、

 

『ベト・シャン』につてはあまり知らない方多いと思います。

 

なぜでしょうか。

 

なぜなら、組織はこの事実を隠蔽していたからです。

 

 

 

先回の続きになるので、読まれてない方はこちら↓↓↓↓

ベト・サリムについて | はなこ (ameblo.jp)

 

因みに少しだけ書き加えたので、公開してすぐ読まれた方は、もう一度読んで頂けるとより分かりやすく書けてると思います。

 

 

 

 

 

では、はじまりです。↓↓↓↓

 

先回の続きで、ベト・シャンが登場するのは、ベト・サリムが建って、世界恐慌が起きた後の1939年。

 

1929年に建設が始まって、1939年にベト・シャンはベト・サリムの近くに建てられました。

 

ベト・シャンの土地はなんとベト・サリムより更に大きいです。

 

ヤギ小屋なんかもありました。

 

ベト・シャンには「避難所の家」または「安全の家」を意味していたようです。

 

表向きの建てた理由は聖書に登場する神に忠実な人物が復活してきたときに住むための場所としてです。

 

ベス・シャンへの証書には、次のように記されていました。↓↓↓↓

 

その受託者は、聖書のヘブル人への手紙第11章第1節から第1節から第40節に名前が記載されている次の指名された人物の使用と利益のために、信託された財産の所有権を保持するものとします。 アベル、エノク、ノア、アブラハム、イサク、ヤコブ、サラ、ヨセフ、モーセ、 ラハブ、ギデオン、バラク、サンプソン、エフテ、ダビデ、サムエル、
前述の人物が帰国し、ものみの塔聖書冊子協会の法定代理人に身元を明かし、同協会の同意を得て当該施設を所有し、管理するまでは、ものみの塔聖書冊子協会の会長は、本書に伝達された当該施設の管理と使用を指示し、誰が所有するかを決定する権利と義務を負うものとします。その積極的な管理を行う。

 

 

 

そして、ベト・シャンにはもうひとつ建てた理由がありました。

 

ベト・シャンの「避難所の家」または「安全の家」の名前の通り、ベト・シャンには防空壕がありました。

 

本館の地下と、ヤギ小屋の地下にありました。

 

防空壕に行くには秘密の階段を通って行かなければいけませんでした。

 

後にベト・シャンを購入した人がこのような手紙を書きました。

 

シェルターに入るには、建物の裏手にある小さなバスルームに行き、薬品棚を開けて、中に隠されたレバーを引く必要があります。壁の一部が開き、防空壕としか確認できない場所、約30フィート×15フィート、天井の高さ10フィートの部屋へと降りる階段が現れました。壁には収納棚が並んでいました。部屋のセメントの天井の厚さは3フィートでした!

 

グルース著書『Monuments

トイレに入っても、シェルターがあることを知ることはできません。1967年にこの土地に家が建てられたとき、シェルターをそのまま維持するために敷地に建てられ、現在も存在しています」

 

防空壕にはたくさんの収納棚がありました。

 

ヤギ小屋のシェルターは、1960年代にこの地域のさらなる開発中に土地がブルドーザーで取り壊されたときに再発見されました。

 

 

 

 

 

協会がベト・シャンの土地を購入し、その建物に防空壕を組み込んだ理由は、ハルマゲドンが目前に迫っていると思っていたからでした。

 

1920年代と1930年代のものみの塔協会は、次の戦争がハルマゲドンにつながり、地上に神権政治または神の王国をもたらすと信じていました。

 

ものみの塔協会は、地球上のほとんどの生命を絶滅させる毒ガスと細菌(細菌)爆弾で、主に、またはもっぱら空中で戦う戦争になると信じていました。

 

「...次の戦争は[第一次世界大戦の]完結であり、それによる絶滅である。天の天蓋全体の下で、いたるところに毒と爆発があるでしょう。毒は無人飛行機によって機械的に前後に漂い、大気圏に上昇し、地球に降ります。」『黄金時代』、1926年4月21日、455ページ

 

コンパクトで、人口が密集し、高度に工業化された文明の中心地は、ガスでびしょ濡れになり、液体の火を浴び、バクテリアがまき散らされるでしょう。鎮めることのできない大火が空を煙で覆い尽くす...。恐らく、この恐ろしい時代を見越して、精巧な地下トンネルや地下室の準備が事前になされていたのでしょう。『黄金時代』、1926年6月2日、551ページ

 

 

どうやら、ものみの塔協会は、この将来の災難に備えて、2つの防空壕を備えたベト・シャン(安全の家)を建設することで、独自の準備をしたようです。

 

防空壕に貯蔵棚があるのは、アメリカを含む世界中で大飢饉が間もなく起こると信じていたからです。これは「悪魔のルールエンディング」の記事でも紹介されています。

 

近い将来、大飢饉が地球上の多くの国々を苦しめることは確実です。アメリカ合州国もまた、多くの苦しみを味わっている。アメリカ合州国は、今、差し迫った世界の災厄に直面しており、陥落しようとしています

 

 

 

しかし、建設からわずか6年余りの1945年に売却されました。

 

 

 

 

 

隠蔽について。

 

ベト・シャンが出版物に出てくることは少なかったのですが、唯一出てきたことがありました。

 

それは隠蔽の為、噂を鎮めるためでした。

 

「虚偽の報告信頼できない人物が、ベス・サリムが安全な場所として拡大され、協会によって建設されているという報告を広めた責任を負っています。この報告書には、真実は一言も書かれていない。神権政治に関心のある人々は、他人の誤った想像よりも、王国のメッセージを広めた方が良いでしょう。」『ものみの塔』1940年6月1日号、162ページ

 

 

 

 

 

最後に一言。サイトの最後に書かれてます。

この研究は、エホバの証人とカルト、オカルトに関する本の著者として有名なエドモンド・グルースの研究に基づいています。グルースの最近の著書『エホバの証人:偽りの預言の記念碑』は、レナード・クレティエンによる研究の助けを借りて書かれたもので、このテーマに関する章があり、多数の写真、ベス・シャンへの行為などが含まれています。ここに掲載されている写真は、エドモンド・グルースのご厚意によるものです。グルースはまた、クリスチャン・リサーチ・ジャーナルに掲載される2つの記事を持っています。1997年夏号にベス・サリム、1997年秋号にベス・シャンが1本掲載されます。多くのクリスチャン書店がクリスチャン・リサーチ・ジャーナルを扱っています。

 

 

 

 

 

以下資料です↓↓↓↓

 

ベス・シャン:ラザフォードのハウス・オブ・セキュリティ(Beth Shan: Rutherford's House of Security) (jehovahs-witness.com)

 

 

Beth-Shan – Rutherford’s House of Security – Beth-Shan – Rutherford's House of Security (wordpress.com)

 

 

 

ベト・シャン↓↓↓↓

 

 

 

サリムとシャンの位置関係↓↓↓↓

 

 

 

 

防空壕の中↓↓↓↓