ここのところ、メディアで大きく取り上げられている腹腔鏡手術

聞けば聞くほど、恐ろしいです。

いま、まさに腹腔鏡手術を受けようとしている患者さんや、受けたばかりの患者さん、皆さんの気持ちを考えると・・・。

今回、怖いな、と思ったのは、「信用」すべき医師が、どの面下げて「任せてください」的なセリフ言ったのか、という事ですよ。

信用もへったくれもないわけです、その時点で。

ありえねーじゃないの!

最後の方じゃ、自分が信用すべき医師ではないコト、わかって言ってるんだろうし。


私が最初に腹腔鏡手術を受けた時は、28歳でした。

平成14年2月でした。

子宮内膜症の病巣除去術が保険適用されたのは平成6年という事で、それほど古い手術ではなかったと思います。

私が通っていた病院の産婦人科も、その年度の春から、婦人科での腹腔鏡下手術を始めたばかりでした。
まだ、デキル医師が少なかった、頃だったと思います。

私が当時、そんな聞いたことも無かったような(笑)手術を受けようと思ったのは、やっぱり、先生への信頼だったと思います。

もちろん、MRI見てこりゃいかん、と思ったのもありますが、主治医への信頼なくして手術を受けることなんてできませんでした。

そして、術後、興味もあり、手術ビデオは全部見せてもらいました。

コピーして手元にもあります。


そういう事もあるんですよね、腹腔鏡手術は、映像として残る、はずなんですよね。

腹腔鏡手術は、ある意味、数こなしてナンボ、と聞いたことあります。

けど、無意味な数をこなしては意味が無い。

そんな無意味な数こなして、いい医者になれるとでも思ったんでしょうか。

目の前にある症例に対してこなしていくダケ?・・・ではないですよね、医者は。

医者だから、頼れず、何の指導も受けないまま、なんとなくやったのでしょうか。


詳しくわからないけど、恐ろしい思考ばかりがめぐります。



2度目に私が受けたのは平成20年でした。

もうその頃は、腹腔鏡手術なんてあったり前に行われていました。

執刀医は1度目と同じ医師(病院は違ってましたが)でしたが、腹腔鏡をする医師の中では、三重県下でも5本の指に入る医師でした。

このニュースがあり、私がもし今3度目の手術を控えているとして、また同じ医師の執刀なら、私な何の恐怖も抱きません。

医師に対する信頼って、大事な事だと思います。

今回の病院が信頼回復するのは、かなり時間がかかると思います。



何か、まとまりのない文章ですんません。