特別企画 オタク論(その1) | ヨゴネゴ~二日酔いの僕へ~remix

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日常の矛盾に鋭いメスを入れる社会はBlogである。

ウン、うそ 
だってムリ 

こんな二日酔いの脳みそからコボレ落ちた言葉の備忘録です。

**筆者の狭い見識に基づき書かれております**

最近"ヲタ=キモイ"と言う事で悩んでいる若者が多いらしい。
確かに"オシャレ"とか"モテ"とか"3次元"と対極にいるのが"オタク"というのがコンセンサスを得た認識ではないだろうか?
また、マスコミに取り上げられる"ヲタ像"というのは"ケミカルウォッシュ&バンダナ&ナップサクにアニメポスター"といういでたちで(意図的に?)表現されることが多い。

しかし、最近のヲタの中に"こじゃれヲタ""モテヲタ"が出てきているのも事実。
オタクのためのファッション誌"Beth"の創刊も、こんな微弱電波を拾った雑誌社が前人未到の(無謀な?)旅に出るのもうなづける。
また、世界で日本の"オタク文化"が取り上げられ、ある種のムーブメントを起こしている。
こんな現在、ヲタクのパラダイムが崩れようとしているのではないだろうか?
そこで"スーツ着てても心はヲタク"な僕から見たヲタクについて少しまとめてみようと思う。


1、ヲタクはじめました。-デカルチァな衝撃-

"オタク"の語源を知っている人は、30代以上なのではないだろうか。少しオタクの歴史について語ってみよう。

"オタク"という言葉が出来る前に"大人になってもアニメ(マンガ)大好きなお茶目な人々"をどう表現していたかご存知だろうか?
大概は"アニメファン"あるいは"アニメマニア"と呼ばれていたのです。
そんな彼等に市民権があったかというと"ネクラ(死語?)"や"変態・変人"のレッテルを貼られて、今と大してかわらない状況でした。
彼等の世界を共有出来る人たちが少なく、ひっそりと個人的な趣味としてなんとなく放置されていたのが現実だったと思います。

しかし、"宇宙戦艦ヤマト"や"機動戦士ガンダム"の出現によりアニメファンの裾野が広がり、学校に2,3人だったアニメファンもクラスに1,2人とその割合を増やしていったのです。

 そして1982年-運命の年を迎えます。

「超時空要塞マクロス」が放映されたのです。
このマクロスシリーズの第1作目に登場した主人公一条輝の2人称が "おたく" だったのです。
その自分と他人との間にどこか区切り敷いたような言葉に、アニメファンと一般の人との乖離を感じ取ったのか,"アニメファン"間に一気に広まりました。(*"おたく"の起源はSF同人というのが一般であるらしいです)
"おたくには分からない""おたくは、そうかもしれないけど"・・・等と使っているうちに、アニメファンは次第に周囲からこう呼ばれるようになりました。

 "来たよ、オタクが"(軽い侮蔑を含む)

こうして、"オタク"というモラトリアムの卵殻に"アニメファン"は引篭もっていくのでした。