以前、買ってちょっと読んで、小休止していた小説、、、
前回のブログに書きましたが、気持ちがLOWな時。
こんな時ほど、最初から読み直し一気読み



伊岡瞬さん
「代償」
↑昨今の犯罪ミステリーで題材に取り上げられている、根っからの悪を描いている、後味の悪いミステリー、通称「嫌ミス」。
、、、なので、私も何十ページか読み始めて胸がモヤモヤして、一旦小休止。
そして、再びこの本を手に取るまでには時間がかかってしまいました。

どうしようもない悪、が出てくる感覚は、宮部みゆきさんの小説「名もなき毒」を思い出しました。
もちろん、他にも沢山ありますが、、。
単純で凡人な私の感覚には無かったものなので、人間の引き出しが一つ増えた感覚でした

私自身は嫌ミスのような経験を実際にこの人間社会で体験しているのですが
人や立場が違うと感覚も変わるので、喜びと違って、悲しみやキツさの種類は果てしないものだと痛感してなりません、、、
人や立場が違うと感覚も変わるので、喜びと違って、悲しみやキツさの種類は果てしないものだと痛感してなりません、、、
しかし、人は気持ちが落ち込んでいる時ほど、こういった更に深い闇にハマっていきたくなるもの、、、
そして、読み終わったら(物語が一応、代償の名の通りの結末を迎える事により)あのモヤモヤがスッキリしていました。
ダンスの事が頭から一旦離れて、一つの事に集中すること。
私にはこれが↑必要だったようです

長い経験の中、それもわかっていたから読み直したのでしょうが、、、
自分のダンスの今後や、ダンスの創作に関して模索する時には、あまり関係のないものは自分に取り入れて気持ちを揺さぶられないようにしたいと思ってしまいますが、
全く別のジャンルで好きなもの(今回のようにミステリー小説など、、)に集中する時間があったほうが、清々しく、自ずと答えは出る、、とココロに余裕が出て来て、健康的❓、、、のようです

またすぐにでも小説の世界に没頭したい、、、

ダンスでも作品創りの最初は特に、頭をトリップさせているのですが、ずっとトリップしっぱなしになってしまいますね

これも、この仕事の「代償」でしょうか

