20代から30代は、ダンサーとして一番身体が動き、お仕事も充実して多忙な時期です。
私のそんな時代、、、
今、思い出すと365日稼働していて、昼も夜もないような無茶苦茶なスケジュールの中、よくぞ重複してあれもこれもやっていたなぁと思うのですが

それだけの体力、気力、自分の為だけに使える時間があったと言う事ですよね。
そこには、同じ時期にダンサーをしていた仲間や、先輩や、仕事を一緒にした事のあるダンサーさんなど、数えきれない出会いがありました。
現在の皆さんのご活躍は、知る人もいれば、わからない(知らないだけ)人も沢山いて、相手からしたら私も同じように思われていたりするのでしょうが

女性は、
変わらずバリバリとダンスを極めていたり、
ママになっていたり、
ダンスをしていなかったり、
別のジャンルのダンスをしていたり、
別のジャンルのプロになっていたり、
私のようにママになってもダンスのお仕事をしていたり、、、
私の知る限りの方でも、みんな多様に変化しています。
よく、女性は変化する生き物と言いますが、
「変化出来る生き物」
、、、だから、その時々の事象に合わせて変化していくのだと思います。
妻、母など、横一辺倒で単純な括りではなく、もっと色とりどりで一人一人が違う形の良い言い方はないかなぁと思うのですが、、、

今の私の状況で言うと、ダンサー友達と会うのは予定を合わられた時に、時々ランチしたり出来ますが、日々はレッスンのお仕事とそれにまつわる本番の為の作品創りをする事と、幼稚園に通う息子の子育て、家事などの主婦業。
どれも外せないものが(家事は適当かも
)一日を締めています。
)一日を締めています。そして、幼稚園のママさん達も似たようなものであったり、仕事はしていなくても更に上や下に兄弟がいるお宅も沢山居るので、きっと自分だけの時間はかなり少ない。
女の子、男の子、性別だけでなくみんな違う性格の意思を持つ人間なので、みーんなそれぞれに大変です

だから、
女性は、どんな形でも必死に生きていく。
そんな宿命なんだろうと思います。
負ける負けないは、他人と比べる事ではなく、
上か下かなんて、まず横に並ぶ事が不可能な位にみんなが自分だけの階級に属していて、
幸せかどうかは、その時の自分だけが感じられる極めて個人的で、更に瞬間的なもので、
通過する電車のように、大きな音と風を吹かせながら一瞬で過ぎ去っていきます。
頑張る理由は一つじゃありませんが、子供の存在は何よりも大きいものですね

その時々の時間は、後になって愛おしく、儚く感じられるものかも知れません。
