2013年シーズンの中日は64勝77敗3分の4位で、2001年以来12年ぶりのBクラスに終わった。


この2013年シーズン、中日は色々と情けないデータを生み出してしまった。

そのデータをいくつかピックアップしてみる。



Data1 「.245」

今季の中日のチーム打率。セ・パ12球団全体での最下位。


Data2 「.760」

今季の中日の犠打成功率。これも12球団全体での最下位。また、2年連続で犠打成功率が8割に満たなかった。


Data3 「.244」

今季の中日の得点圏打率。これも12球団全体での最下位。ここ数年、12球団全体での最下位となる事が多く、勝負弱さが目立ってしまっている。


Data4 「.315」

今季の中日の出塁率。12球団全体での最下位。


Data5 「129」

今季の中日の併殺打数。12球団全体で最多。ただでさえ出塁率が低いのに、これだけ併殺が多いと得点力はまず上がるわけがない。


Data6 「2」

今季の中日の完投数。12球団全体で最少。完投が期待できる吉見を欠いた結果と言えよう。


Data7 「29勝42敗1分」

今季の中日のホームゲームの成績。近年はホームゲームに強かった中日だったが、今季は大きく負け越し。特に後半戦は9勝23敗とボロボロだった。


Data8 「0勝7敗」

今季の中日の地方球場での成績。ちなみに、2012/8/30の巨人戦(郡山)から8連敗中。


Data9 「0球団」

今季、中日がセ・リーグ球団に勝ち越した球団数。45年ぶりの対セ球団全負越しとなってしまった。


Data10 「0人」

今季、中日の選手が表彰選手に選ばれた人数。ベストナイン、ゴールデングラブ、個人タイトル全て獲得者ゼロ。実に不名誉な事と言えよう。


Data11 「1,998,188人」

今季の中日のホームゲームでの総観客動員数。本拠地をナゴヤドームに移した1997年以来、初めて200万人を割り込んでしまった。チームの不振、高いチケット代、ファンサービスの拙さが招いた結果と言える。


という具合に、2013年シーズンの中日は数々の屈辱にまみれた1年となってしまった。

恐らく、ファンの多くがチームの不甲斐なさにイライラし続けた事だろう。


このオフ、2014年シーズンに向けて、谷繁がプレイングマネージャーとなり、コーチ陣も入れ替えた。

また、GMが落合となり、球団社長も交代となった。

2014年シーズン、果たして「再生」はなるのか。厳しい声も多々あるが、個人的にはしばらく静かに見守ろうと思う。