台風19号、皆様の地域はご無事でしょうか?
YO家、今回、初めて避難いたしました。
と、言っても《避難所》ではなく、車で10~15分程度の母ちゃんの実家ですけどね。
もちろん、わんにゃんも一緒です。
残念ながら、きんときは連れていけませんでしたが・・・
その時の経過を少しばかり・・・
お役には立たないかもしれませんが
想像・想定していた《同行避難》とは、あまりにかけ離れていたので・・・
そのドタバタっぷりを振り返り、
避難をしたことがない方々に、今一度、見直していただければ、と思います。
10月12日土曜日・午後
《戻る・一回目》
実家に到着。
荷物を下ろし、わんにゃんを奥の部屋へ。
萩はとりあえず、移動用のケージの中に入れたまま。
もとは段ボールから出すも、タンスの陰に隠れて出てこない。
唯一、実家にもしょっちゅう来ている洋は、我が家の如く。
荷物を下ろして、始まった。
『あれがない、これがない』
歯ブラシ、
わんにゃんのごはん
(ドッグフードは持ってきたけど、お昼にせっかく詰めたお弁当を忘れていた💦)
思いのほか道がすいていたので、移動はさほど苦にならない。
父ちゃんと二人で、取りに戻る。
まだ、家の前まで車でいけた。
とは言っても、ぎりぎり。
車を降りると、家の角の部分に、人がいた。
胸まで水に浸かり、軽自動車を押している。
車の消えた駐車場の向こう側に、ポツンとあった軽自動車・・・
『動かしてなかったんだ・・・』
運送業らしい、目立つ絵柄が入った車。
冠水の知らせに慌てて見に来たら、すでに道路は川。
会社に報告すると『動かせ!とにかく移動しろ』と言われたらしい。(心配とかじゃなく、ブラックなんだろうな・・・)
エンジンのかからない車を相手に、四苦八苦している。
どうしようか迷ったが、こちらも今、水にどっぷり浸かるワケにはいかない。
薄情かもしれないが、膝下ぐらいならまだしも、胸までだ。
しかも、汚水。
一旦、家にはいる。
が、やはり・・・気になる。
『手伝ってくる・・・』と父ちゃんが出て行った。
冷蔵庫からわんにゃんのごはんを出し、洗面所から歯ブラシを・・・
荷物の多さから諦めた、野菜スープを別の鍋に移して持っていく事に。
そうこうしていると、父ちゃんが戻ってきた。
ずぶ濡れではなく、普通。
さすがに、一緒にどっぷり浸かってもらうのは気が引けたのだろう。
というか、もっと手っ取り早い方法が使えることに気づいたらしい。
(詳しくは書かないが・・・)
無事に車を引っ張り出し、通りまで運ぶことができた。
車に荷物を積み、移動する際に声をかけた。
『大丈夫ですか?』
大丈夫なワケ、ないのに
それでも、やっぱり・・・そんな言葉しか出てこない。