前回の血液内科受診(アタシの通院する大学病院では、妊娠反応が出るまでは血液内科で診てもらい、妊娠判明後は産科と血液内科の混合診療となるのです)から1週間が経ちました!
色々、ネット検索したり、旦那チャンと話し合いをしたり、不育症グルっぽで気になる項目を見たり・・・
ナカナカ充実した いや、自分達はどういう選択をしていくのがベストなんだろう と悩まずにはいられない1週間でした(って言っても、チビの誕生会やら父の日やら、パワースポットへドライブやらで、そこまで悩み切ってはいないんだけど…エヘヘ)
とりあえず、今日の診察で 気になることは聞いて 少しずつでも自分たちの治療の軸を決めようってコトで大まかに下の5つの私たちの考える方向性と質問項目を事前に準備
①次回の妊娠時には、「治療しない」という選択はしない。(アスピリンのみか、アスピリン&柴苓湯か、アスピリン&ヘパリン の使用を希望する)
②出来るなら、アスピリンのみか、柴苓湯の併用で出産まで考えている。 ヘパリン自己注射は、教育入院やその他毎日の通院など制約も多いのでステップアップとして考えている。
③ネット検索で、アスピリンとヘパリンを併用されていた方で、ヘパリンを医師の判断で中断して出産されている方もいるが、ココの病院では出来るのか? もしできるとするならば、どこでどう評価してへパリンの中断を決めるのか?
④治療はいつから始まるのか?(妊娠が判明してから?高温期に入ったら?)
⑤アスピリン・ヘパリンの治療での副作用は?
前回、やった方がより抗リン脂質抗体症候群の診断がつきやすい、と言われた保険適応外の「抗PE抗体」の測定検査もするぞっって決めて、意気込んでいたのですが・・・
診察室に入ると、担当のお医者に
「前回自費での検査になりますよ!って言った抗PE抗体の検査なのですが、医局での話し合いで学用患者(研究のために使われる)に承認されましたので、保険適応外の診療分(今日の分のみで申請書が出てました)は大学で負担することになりました。なので、今日の検査は無料ですので、ぜひ検査をしてください。」
と言われ、アタシは今日のこの検査のために お財布に30000円入れてきてたので チョット拍子抜け
今日のところは、なんだか得した気分になりました(笑)
その後、学術患者の申請手続きをしている間に、用意した5つの質問をしました。
ちなみに、この回答はアタシへの回答ですので、そのことをご理解の上お読みください。
①に関しては、今の検査結果からしても 私たちの希望があれば治療対象ではあるので、どの治療もこちらの病院で出来る、とのことでした。
②に関しては、日本国内での報告によると アスピリンのみで出産した例は少なからずあるようだし、それを希望するのは問題ない。が、まだまだ不育症や抗リン脂質抗体症候群に関する治療の化学的根拠(evidence)がハッキリしていない分、アスピリン単独での使用に不安も残る。どちらかというと アタシのような凝固系因子に問題がある場合はヘパリンの方が効果が期待できる。
ただこれもハッキリとしたevidenceがあるわけではないが、世界では徐々に研究が進んで来ていて、ヘパリン使用の方がいい効果が期待できるのはわかってきている、とのことで もう少し旦那チャンとの話し合いが必要になりました。
③に関しては、②でも言ったように不育症に関したハッキリとしたevidenceがないので、そういう選択は最後はアタシ達自身の希望になるでしょう、とのことでした。ただ、途中でヘパリンを中止するというのは、抗リン脂質抗体症候群ではない妊婦さんでも 妊娠後期には凝固素因が活性化するのがわかっているので(出産に備え、血液を固まりやすくするような状態になってくるらしいです。)血液凝固のリスクが上がる可能性を否定できない。 と言われました。(たぶん、説明の感じからして アタシにはあまりお勧めは出来ないというニュアンスでした。)
④に関しては、これも同じくevidenceがないので 色々あると思うが、アタシの場合は妊娠可能な期間は
ずっと飲み続けた方がいいでしょう。とのことでした。なので、治療方針が決まって、子どもを希望するならばすぐアスピリン服用開始ってことです。
⑤に関しては、アスピリンとヘパリンをお薬辞典やネットで調べてもらえば分かる通り 出血傾向、骨粗鬆症が主なものだそうです。
そんなわけで、次回の診察の時からアスピリンを服用開始する予定です
ヘパリン併用に関しては、もう少し家族会議が必要かもなぁ・・・
今日は、聞きたいことがちゃんと聞けたし 検査料金もかからなかったし また一歩進めたかなっ
ちなみに 今日の皮膚科(円形脱毛症の治療)ではSADBE療法の濃度をチョットUPしてみました
脱毛部の広がりは無いけど、グングン生えてる感じもないためです
診察室に3人の医学生がいて、威圧感!?蒸し暑かったです
本日の医療費 2つの科合わせて ¥210-