筋肉痛がなかなかよくならない私のために、息子が布団を敷いてくれる。非力なので、ただ布団を敷くだけで、岩でも持ち上げるかのように悪戦苦闘してる。やってもらっといてなんだけど、いや、そんなに重くないだろ、と笑ってしまう。
話は変わって、ボイスメッセージ機能付きのGPSにお世話になっている息子。たまにお友達の呟きが入っていたり、オモチャにしてしまっている。まあ微笑ましいやり取りなので、これまでは黙認してきたものの、今日は散々ふざけたメッセージが入っていた挙句に、GPSを教室に忘れてきた。
そうとは知らず、放課後サッカーのお迎えに来た私。既に練習は終わっているけれど、グラウンドではまだ何人もの子供たちがボールを蹴っている。しばらく待機し、それにしても遅い…とよくよく見ると、息子はどこにもいない。GPSが学校をさしていたので、息子がいないことに気づくのに、時間がかかってしまった。
そのうち雨もザーザー降ってきて、あんたどこにいるんだよ!と腹立ちまぎれに自転車を漕いだ。私は心配性なため、息子の居場所がわからないことに、怒りと、不安と悪い想像がぐちゃぐちゃになり、胸が爆発しそうだった。
GPSには鍵がついている。GPSを学校に忘れたということは、息子は家に入れないわけなのだけど、ポストにこっそり忍ばせておいた合鍵が役に立ち、私が帰宅すると、息子はシャワーを浴びていた。
息子を叱ろうと思っていたのに、よかった、息子が家にいた、という安心の方が勝ってしまって、結局、「んもう、次からは気をつけてよね!!」という、別に全然怖くない叱り方になった。息子よ、命拾いしたな。
