年末だから、というわけでもないのだけど、オーブンレンジを買い替えた。これまで使っていたのは、20年以上前に購入した無印良品のもの。まだ使えそうではあるものの、確実に劣化はしていて、グラタンに綺麗な焼き色がつかない。限界まで使って、例えば火災になっても怖いし、ってことで新しいものを買った。

 

すると息子が、夜寝る前に大泣き。布団をかぶってしくしく泣く声が聞こえて、驚いて布団をめくると、ほっぺが涙でぐしょぐしょだった。

 

電子レンジ替えるの、ボクはいやだよ。捨てたくないよ。ボクが生まれる前からがんばってくれたんだよ。離乳食も作ってくれたんだよ。いっぱい思い出があるよ。捨てたらかわいそうだよ。新しいレンジなんていらないよ。捨てたくないよ。カスタードクリームもたくさん作ったし、お料理たくさんしたじゃないの。ずっとレンちゃんがいいよ。まだ動いてるのに、なんで捨てるのよ。

 


怒涛の勢いで、これまで一度も聞いたことのなかった、レンジへの熱い想いを語り出した。えええ、そういう感じだったっけ?


息子に今回買い替えに至った経緯を説明し、まあ最終的にはわかってもらえたんだけど、私が思っていたより強い気持ちでオーブンレンジのことを考えていて、かわいいというより、引いてしまうくらいだった笑

 

ほんで、この2年半で5、6本はダメにした定規や、買った翌日になくした手袋のことなんかも話し、レンジ以外のものも、そのくらい大切にしてくださいと伝えると、だってレンちゃんとは過ごした時間が違うじゃないのーと憤慨していた。情緒どうなってるの。



さてレンジの話が一段落したと思ったところで、息子の中のスイッチが入ったらしく、もうひとつママに言いたいことあったんだ、と話し始めた。


それは、ママの機嫌が悪いと怒られるから、ミスしたことを言うときに、機嫌よさそうな時を狙わないと言えない、という不満だった。いや、それって当たり前なのでは。


息子としては、自分が同じミスをしても、怒られる時と、そうでもない時がある、なるべく怒られない時に言いたい、それで結果としては、親の顔色を伺うみたいなことになっている、それが疲れるのだと思う。


でもそれも、乱暴な言い方をすれば、社会に出るまでに練習しといた方がいいことじゃないか。最近、なんでもかんでも、そんな風に感じていたんだね、ごめんね、ママも悪いところあったら直すね、みたいにしていると、息子が碌な大人にならないような気が漠然としている。


私も私でちょっと言い返して、というか、思いの丈を伝えて、今日は白熱のトーク番組みたいになってしまった。たまにはいいか。おやすみ。