今日はサッカーの練習試合があった。昨日はお喋りをしていてせっかくの貴重なゴールシーンを見逃してしまったので、今日はばっちり観戦したけれど、特に「お!」というシーンはなかった。まあ、毎回毎回100%なんて出せないよね普通は(それができる子がすごい選手になるのだろう)。
勢いが強めなボールが飛んでくると、つい逃げ腰になってしまう息子にたいして、チームの中の上手い子が「むすこ!びびるな!」と声をかけてくれていた。
きっと上手い子から見ると、せっかく飛んできたボールに食らいつかない息子が、もどかしいだろう。なんでむすこは、ボールにぶつかっていかないんだ、と呆れているだろう。
でもその声は、イライラしているわけでは決してなく、励ますみたいな優しさを持ってグラウンドに響いていて、ありがたいなあ、と思った。むすこ、びびるな。
ちなみに昨日の息子のゴールは、偶然お友達のパパさんが動画を撮影していて、シェアしてくださったおかげで無事に確認することができた。ありがとうございます。
私が思っていた以上に、昨日の息子は果敢にボールを追いかけていた。感動した。そっか、いつの間にかこんなかっこいいお顔で、サッカーをやるようになったのか。ちゃんと見ていなくてごめんね。その20秒くらいの動画を、何度も何度も何度も何度も再生している。
そもそもは我が息子を撮った動画ではないため、ちょっと見切れてはいるものの、よくぞビデオに収めていてくださった。そしてそれをわざわざ探してくださったママ友さんにも感謝。
夕方解散し、そのままお友達とガストでちょっと早めの晩御飯を食べた。子供たちよ、今日もおつかれさま。
さてその夜。私にとって、なかなかインパクトの強いカミングアウトがあり、胸がぎゅっとなった。些細なことで私に叱られた息子が、涙目で教えてくれたのだ。お母さんのこと、前みたいに好きじゃなくなってきてる。
息子が言うことをまとめると、赤ちゃんの時から1、2年生までは、今よりもっともっとママが大好きだったし、いつでも一番だった。ママがいればいいっていう気持ちだった。でも最近は、ママが一番じゃなくて、叱られたりすると、たまに大嫌いになったりもしちゃうし(でもすぐにまた大好きになるよ)、自分が変わってくのがわかる。自分が変わってくのが怖い。ママが大好きなボクのままがいいのに。なんで変わっちゃうのかな。
最後の方は悲しいというか悔しそうというか、なんとも言えない顔で号泣していた息子。それは成長の証だと思うと伝えたのだけど、本人には受け入れられない変化なのだそう。
そこで、キッチンから息子のお茶碗と丼を持ってきて説明した。まずはお茶碗いっぱいに、水を入れる。この水が、息子からママへの愛。小さい頃の息子の心は、お茶碗くらいの大きさしかなくて、ママへの愛だけで満たされている。
それから息子が成長すると、息子の心も成長して、丼くらいに大きくなる。お茶碗いっぱいのお水を、丼に移す。お水は丼いっぱいにはならなくて、まだまだいろいろなものが入る。お友達とか、ゲームとか本とか、テレビとか、ママ以外への愛や興味関心が広がっていく。
でも、ママへの愛の量が減ったわけではなくて、ただ息子の心が大きくなっただけで、それは悲しいことじゃないんだよ。大丈夫だよ。ついでに言っておくと、息子からママへの愛がこの先どんな風に変わっても、ママから息子への愛はまったく変わらないから、それも覚えておいてね。
息子はずいぶんと泣いて、でも嫌だ、自分が変わるのが嫌だ、と言っていた。最終的にはちょっと落ち着いて、寝る前には普通にバカなことを言い合って笑っていた。一生懸命いろんなことを考えて、戸惑っている息子が愛しい夜だった。
