自分はあんまり物を持たない方だと思う(ミニマリストとかではない)のだけど、何冊か絶対に捨てられない本があって、あしたのジョーもそのうちのひとつ。

 

その昔、父の持っていた『あしたのジョー』全20巻に魅了されて、実家を出る時に一緒に持ってきてしまった。息子が読んでいるのは、あしたのジョーのムック本で、どちらかというとアニメ版の説明などが載っているもの。

 

やはり私と似たような血が流れているからなのか、それともこの作品の持つチカラなのか、ジョーの魅力は令和の小学生にも響いたらしく、この後本棚から、もうボロボロになったあしたのジョー1巻を持ち出して、真剣に読んでいた。自分がハマったものに、息子も興味を持ってくれるのって嬉しい。

 

 

さて、昨日の日記に、息子からママへの気持ちがどうやら変化しつつあり、本人が戸惑っているということを書いた。今夜もその続きみたいな話が聞けて、考えさせられた。

 

息子には、T君というヤンチャなお友達がいる。少し乱暴なところはあるものの、息子とは馬が合うようで、これまで喧嘩もしつつ、仲良くやってきた。

 

ちょっと前にその子が、私の悪口を言ったらしい。で、以前のボクなら、相手が誰であろうと、ママのことを悪く言われたらキレてたんだけど、こないだは、うーん、言い返したいけど、でも、あっちも応戦してきて、暴力沙汰になって、殴られたら痛いしなあ、痛いのやだなあ、なんて考えちゃって、言い返せなかったの。ママの悪口を言われたのに、キレなかったボクは、なんかダメだなあって。

 

と、また泣きそうになっている。いやいやいや、それも成長だよ、と私は思う。そんなことで喧嘩されたって嬉しくないもの。先のことが考えられるようになったのはいいことだし、スルースキルを身につけるのも、いいことだ。

 

 

ちなみにT君はどんな悪口を言ったのかと、後から聞いてみた。アニメ『ダンダダン』の1話を息子と見た時に、ちょっとHなシーンを見せたくないから早送りをしてしまったのだけど、それについて、「お前のママの感覚は変だぞ。ももちゃんが襲われるところは早送りするなら、おかるんがちんこを狙われるところもダメだろ」みたいなことを言われたのだそう。悪口って、「お前のママの感覚は変だ」の部分。

 

なんかしょーもなさすぎて、笑ってしまった。でも息子はひとりで、大真面目にもやもやしてたんだなと思うと、やっぱりかわいくてたまらない。