強がっているわけじゃなく、寂しいことでは全然ないのだけど、最近息子が前みたいに、私の布団に潜り込んでこなくなった。呼べば、くる。でも、こなくても平気みたい。


いつかはママから卒業するのだろう、でも彼の場合、きっとだいぶ先だろうな、甘えん坊だから、とタカを括っていたのに、いつの間にか…って感じだった。こんな風に、手が離れていくんだね。


前述の通り、「寂しい」とはなんか違う。「嬉しい」でももちろんなくて、なんだろう、複雑だよ。私のあの赤ちゃんが、成長したんだなあああああ!という、言葉にできない感情。


男の子って、あんまり大きくなってからママにベタベタしていると、傍から見て不気味だし、まあここらが潮時だったのかも。ずっと忘れないよ、ママママと言って朝からぎゅーっとしてくれたこと。ああ本当にかわいかったな毎朝。ありがとう。



『星がひとつほしいとの祈り』原田マハ

誰だったかどうも思い出せないのだけど、わりと好きな女性著名人の対談かなにかを読んでいて、原田マハの名前がオススメとして登場したので気になった。


原田マハは1作も手に取ったことがこれまでなく、でもいつも行く図書館の通路に面した棚に、目立つ感じで何冊か並んでいて、作者の名前だけはずっと知っていた。


今回初めて借りてみたのは短編集。個人的にはもう、びっくりするくらい合わなかった。とにかく登場人物に魅力がない。誰にも共感できないどころか、なんであんたにそんなことを言われねばならぬのだ、と腹が立ちかける始末(さすがに創作だしと思い留まる)。


え、まさか、これで感動しちゃう人間がいるの?と、レビューで本作品を絶賛している見ず知らずの方々にまで、思わず毒づきそうになるレベルだった。こればっかりは、相性ってやつかね。無駄にイラッとしてしまい、残念だった。