サッカーの練習を終えた息子をお迎えに行くと、今日はパイロンを使ってわいわい遊んでいたので隠し撮り。学校の備品を壊してしまうといけないし、やめるように注意するも、パイロンで遊ぶのがよほど楽しいようで、なかなかやめなかった。恐るべしパイロン。


その後、仲良しのお友達とのんびり帰った。子供たちの会話が平和すぎて癒やされる。



私の方は、今日久しぶりに『内勤グループLINE』が賑わってちょっと楽しかった。今は会社に2人だけとなった庶務も、私が入社した頃は4人だった。それぞれタイプも違うし、めちゃくちゃ仲良し!というわけではなかったものの、今思えばそれなりに、助け合ったりしながら数年間共に働いていた。


コロナ明けに1人辞め、2人辞め、ついに今回、会社を辞めることになった私が、とある取引先の担当者さんに、退職する旨をメールで伝えたのが事の始まり。


私の元・先輩が、実は現職でもその担当者さんと繋がっていて、情報がすぐに回ったらしい。突然「退職なんだ?」とLINEがきて、ああこの感じ、久々だな〜、としみじみ。来月あたりOG会でもしよう、と話がまとまった。数年ぶりだ、ドキドキ。

『ロスト・ケア』葉真中顕

『ブルー』『絶叫』に引き続き3作目の葉真中顕。Amazonのレビューなどで、傑作、とよく書かれているのを目にしていたので、期待して読み進めた。これはたしかに、考えさせられる。


介護問題に対する、得体のしれない怖さが私自身の中にあって、この作品を読んでいる間中、心がざわざわした。ミステリーとしての部分は、USBメモリの情報で犯人に辿り着く展開が呆気なく、そんなにうまくいくものなの…と、やや失笑気味。


まさに今の社会で問題になっていることを扱っているため、現実社会と同様、作中でもスッキリするような「こたえ」は提示されない。そこが難点といえば難点かな。でも決して後味が悪いだけの作品ではない。映画も観てみたい。