今日は、同じ保育園で仲良しだったママさん宅で、手巻き寿司パーティ。子供同士が、というより親たちが仲良しで、息子以上に私の方が、ずっと楽しみにしていた。


手巻き寿司を食べながら、最近の学校の様子などをひたすらお喋り。いつになくお酒もすすみ、ほろ酔い。みんなそれぞれいろいろあるのだな、私もがんばるぞ、と元気をもらったり、勇気をもらったりした。



小学3年生ともなると、お友達トラブルも、ハブられたとか、おごらされたとか、これまでより物騒な単語がちらほら出てくる。小さい頃はさ、個人対個人での喧嘩はあったけど、集団で誰かを仲間外れにするなんて発想、なかったのに。人って、いつ、どうやって、そういうことを思いつくようになるんだろう。



さて、今日ママ友さんたちとした、とりとめのない子供たちの話の中で、1番考えさせられたのが、同じ学校のX君のことだ。


乱暴で、性格が悪くて、裏表が激しくて、息子も私も大嫌い(1年生の時に散々意地悪された)なのだけど、一部の男子からは熱狂的な人気がある。どこかの新興宗教の教祖様のように。


その人心掌握の手法というか、アメとムチの使い方というか、聞けば聞くほど末恐ろしい。自分の仲間に対しても、平気で「死ね」とか言う子なのに、盲目的に慕われていて、過去にX君の命令により、2ヶ月くらい数人の男子からいじめられていた子が、今ではX君のことを大好きなんだって。謎すぎる。


月に行ったことがあるだの、熊を倒しただの、すぐにバレる嘘をつき、それを信じる子が取り巻きになって、X君の軍団はじわじわと勢力を拡大しているらしい。大人からしたらアホらしいけど、さて、どうなることやら。X君軍団のみんな、早く目をさましてくれ。



昼の12時に集まって、結局今日も21時近くまで、なにをそんなに喋ることがあるのだろうってくらい喋って、最後は親も子も後ろ髪をひかれながら帰ってきた。


子育ての話がほとんどだったとはいえ、若かりし頃の、ちょっとした黒歴史エピソードとか、すごく楽しかったー。ママになってからも、こんな風に笑い合える友達ができて嬉しい。