明け方の息子。こうやって、腕を頭の後ろで組んで眠っていることが多い。赤ちゃんの頃からずっとだ。ベビーカーに乗っていて、もそもそと手を組み始めると、ああそろそろ眠いのだな、と夫とよく顔を見合わせた。


今朝息子が起きぬけに、笑いながらこんなことを言った。「ママ、ボクって赤ちゃんの頃から、手をこうやって寝てたんでしょ?その理由を思い出したよ、笑っちゃうんだ。コレがカッコいいと思ってたの、赤ちゃんのボクは」


えーっと、ツッコミドコロ満載なんだけど、なにはともあれ、息子がかわいい。赤ちゃんの頃の記憶(?)が、急に蘇ったということなのか。夢でもみたのか。過去の自分に呆れたように、少しの間ケラケラ笑っていた。子供って面白いな。



さて話は変わって、新しいクラスでは、今のところ平和に過ごしているらしい。喧嘩っ早いA君はいるものの、去年と比べたら、すごく落ち着いているんだって。息子はA君と仲が良く、2年の三学期くらいから、A君の御目付役みたいなことを先生に任されていたので、この変化に喜んでいる。


ただ、完全に誰とも喧嘩をしないというわけでもなく、今日はIちゃんという女子をいじめていたとのこと。もちろん手は出していないのだけど、「おまえの父ちゃんハゲてんじゃん」などと笑っていたらしい。


それは絶対にいかん。男女差別と言われようとも、まずさ、男が女の子をいじめるなんてカッコ悪いじゃん。それから、家族を笑い者にするなんて、とんでもないことだよ。しかも実際、その子のお父さんはスキンヘッドなんだよね。笑えない。



それはすごく悪いよ、あなたはA君と友達なんだから、やめさせなよ、と息子に伝えた。すると、やれやれ、という顔で息子が言う。「ママはわかってない。友達でも、ふみこめないりょういきがある」


大人みたいな言い方をするので、思わず笑ってしまった。いや、踏み込めない領域はそりゃあるだろうけど、この場合は踏み込めるよね?踏み込みなさいよ。


そこで息子としばし相談。A君がクラスの誰かをからかったり、うざ絡みをしようとしている時、上から目線で注意すると角が立つというのなら、ただのんきに「おーい、A、遊ぼうぜ、最近ポケモンの調子どう?」などとA君の気をそらす作戦はどうだろう。


来週からは、それでやってみるね、と息子。うまくいきますように。