帰りがけ、改札を抜けて看板を発見し、うきうきしながら息子との待ち合わせ場所に向かうと、今日は楽しそうにお友達とわちゃわちゃしていた。一緒にいたお友達ママから開口一番、「アイス行こ!」と言われて笑う。私も同じことを言おうとしていたよ。
みんなで、どれにしようか〜と列に並んでいるだけで楽しい。自分は本当に、お手軽にご機嫌になれちゃうな、と半ば呆れる。息子もお友達も嬉しそうにはしゃいでいる。その顔を見て、私はまたさらに幸せな気分になった。アイスクリームってすごい。
今日は好きなお友達が学童にいたので、楽しいことをたくさんしたらしい。○君とラキューして、□君とレゴして、分刻み(?)でアチコチのお友達と遊んで、とても充実したいちにちを過ごしたようだ。よかった。
『テティスの逆鱗』唯川恵
百田尚樹の『モンスター』を読んだ時に、整形モノならこちらもオススメ、というレビューを見て図書館で予約していた小説。女性作家ということもあり、女ならではの描写が、モンスターの数倍エグかった。
同じ題材なので当たり前かもしれないけど、岡崎京子の『ヘルタースケルター』にも似てるかな。私が知らないだけで、これにも似てる、という作品が他にもありそう。要は、ありきたりといえばありきたりな展開。でもそれが4人分なので、なかなか面白かった。
内容については、考えさせられるとか、胸に響くとかいうことはなく、女性誌のゴシップ記事を、興味深く読んだ程度の読後感。しかしラストの留守電は圧巻だった。そうきたか、狂ってる。
ただ、表紙の画像にあるように、もはやホラーか、というとそうは思わなかった。途中まではゾワゾワしたのだけど、最後が慌ただしくて、急にコメディ?ギャグ?になってしまった感あり。なんか笑ってしまった。これはこれでいいのかもしれないけど、少し惜しいのでは、と思った。